2011年05月 30日
神奈川県 藤野エリアその3.
佐野川の茶畑
山肌に貼りつくように石垣で組まれたお茶の段々畑。
茶畑を望む展望台からの眺めだ。
藤野エリアの北部(相模湖と反対側)に位置する佐野川という集落は、
この特色ある風景で「にほんの里100選」にも選ばれている。
その後にいくつか現れる細い山道、普通の車なら引き返せなくなることを
恐れてUターンするところだが…。
先日の出張の折、藤野まちづくりセンターの山崎さんが、車一台とおるの
がやっとの坂道を、集落の天辺まで連れて行ってくださった。
上へ、上へと登るうちにこの風景が現れる。
都内の中高生の遠足先としておなじみ、陣馬山を一望する丘の上。
先週、もう一度みたくなって、父のお墓参りのついでに足を伸ばした。
4月はまだ硬い色だったお茶畑は、5月下旬には力強い濃緑色に。
霧と朝夕の寒暖差が甘みのあるお茶を育てる。
新葉、やわらかそうで、触れてみたくなるほど。
一番茶の季節である。来る途中に、収穫した葉を大きなシートに
広げているひとたちも見た。
ぜひ頂いてみようと、観光案内所「ふじのね」で教えて頂いた
お茶を製造している店に問い合わせた。
同じ神奈川でもほかの地域の茶どころでは、原発事故による
放射能汚染によって出荷停止の事態となっている。
不幸中の幸いか、ここ佐野川の茶葉は出荷停止になっては
おらず、来週か再来週あたりには発送できるとの答え。
足場の悪い急斜面で、ただならぬ労力をかけて育てた茶畑。
今後、死の畑(大袈裟だろうか?)になることのないよう、祈りたい
気持ちである。
丹沢を望む。
茶畑を望む展望台からの眺めだ。
藤野エリアの北部(相模湖と反対側)に位置する佐野川という集落は、
この特色ある風景で「にほんの里100選」にも選ばれている。
その後にいくつか現れる細い山道、普通の車なら引き返せなくなることを
恐れてUターンするところだが…。
先日の出張の折、藤野まちづくりセンターの山崎さんが、車一台とおるの
がやっとの坂道を、集落の天辺まで連れて行ってくださった。
上へ、上へと登るうちにこの風景が現れる。
都内の中高生の遠足先としておなじみ、陣馬山を一望する丘の上。
先週、もう一度みたくなって、父のお墓参りのついでに足を伸ばした。
4月はまだ硬い色だったお茶畑は、5月下旬には力強い濃緑色に。
霧と朝夕の寒暖差が甘みのあるお茶を育てる。
新葉、やわらかそうで、触れてみたくなるほど。
一番茶の季節である。来る途中に、収穫した葉を大きなシートに
広げているひとたちも見た。
ぜひ頂いてみようと、観光案内所「ふじのね」で教えて頂いた
お茶を製造している店に問い合わせた。
同じ神奈川でもほかの地域の茶どころでは、原発事故による
放射能汚染によって出荷停止の事態となっている。
不幸中の幸いか、ここ佐野川の茶葉は出荷停止になっては
おらず、来週か再来週あたりには発送できるとの答え。
足場の悪い急斜面で、ただならぬ労力をかけて育てた茶畑。
今後、死の畑(大袈裟だろうか?)になることのないよう、祈りたい
気持ちである。
丹沢を望む。
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