奄美諸島沖永良部は観光地としては訪れる人が少ない。サンゴ礁のきれいな海、鍾乳洞、などが見所だが、花は菊を中心に全国に出荷している。一色次郎の小説では、この沖永良部の海岸で波に飲まれる母子の姿が書かれている。生き残った少年の後ろには、母親の姿は見えなかった。この島に来るとこの小説のシーンを何時も思い出す。
平坦で観光化されていない島だが、素朴さがよけい海を美しく見せている。

西郷ドンのロケ現場と国頭小学校の日本一のガジュマルがこの島の観光スポットだ。