伊豆高原?湯河原の貸別荘の状況をチェックして回る、定期出張。
11月も半ば、晴天のうえに大気が澄んで海は輝き、とてもきれいだけど、
この日の最高気温は20℃あまり。夏の終わりみたいな天気;

伊豆高原を回るとお昼ごはんはいつも夕方近くになることをよく知っている管理人・
木村さんの「ひるめしを我慢するのは健康に悪いよ!」という命令(?)に従って、
昼時の店に駆け込んだ。ところは宇佐美の国道135号沿いの回転寿司。

回転寿司も新鮮な地の魚を置く店が多い伊豆。
早速「地魚6点盛」を頼んだ。
登場したのは7かんで、はし金目という金目鯛の仲間や、白うまづらはぎ、ホウボウなど。
 

…ところが。ネタは乾いており、紙のように薄い。6かんで800円弱という価格、回転寿司という店の性格上、仕方がないの?国道のまん前で、お客さんには不自由しないのだろう。開店5年めと店の人は話していたが、がっかりしたのは否めない。

その後伊豆高原、00?39へ。周辺の桜並木の紅葉は12月初旬くらいが見頃だろうと見ていたら、近くの木立から「ギャオギャオワンワン」と吼え声が。これまで何度か聞いており、覚えたのだが、タイワンリスが敵を見つけた際に発する警告(威嚇)音だ。10m先の桜の枝を丸々と太った1匹が移動中。

脅威を感じるほど強烈な鳴き声で、かなりの頭数のようだ。途切れることなく続いている。下は樹皮が剥がされ、倒れかかっている木。楓など広葉樹の皮も“好物”のようだ。


伊豆高原名物の桜並木の何本かは樹皮を剥がれ、枯死したという。
タイワンリスは増えているのだろうか?作物や樹木への食害、野鳥の雛を食い、ホンドリスを駆逐するなどで、環境省から生態系を脅かす「特定外来生物」に指定されており、伊東市でも餌を与えないよう呼びかけているが、大自然の中で、人間に依拠する必要もなく逞しく増殖しているかに見える。

からりとした晴天とは裏腹に、食とは?外来生物って?・・・いろいろ考えさせられる事も多い出張となったのでした。


00?39:http://www.reson-ltd.co.jp/reson-net/00-39S.htm