千葉県北東部に位置する、銚子の手前の旧光町(現在は横芝光町)は
目立たない、九十九里と畑の町だ。
その隣町の匝瑳市(そうさし)で里山のような畑の片隅に不思議な美術館を見つけた。
不思議なのは、狭い道をくねくね曲がってすごく目立たない行きにくいところに、
長崎グラバー邸を思わせる結構立派な建物が建っているからだ。
松山庭園美術館というところだ。
それと敷地にある造形品もなんとなく不思議だ。
誰か来る人がいるのだろうか?

金土日のみ営業しているみたいだが、インターホンを押してみた。
広い敷地には人一人いないような雰囲気。
不思議な空間はなんとなく覗いて見たくなる。
鉄柵に阻まれながらも庭園の写真を撮ってみた。


※松山庭園美術館

芸術家「此木三紅大(このきみくお)」氏のアトリエを公開したもので、
数々の名画コレクションと茶道具を中心に展示。四季折々の自然を愛でながら野外彫刻も楽しめる。

所在地:千葉県匝瑳市松山(ちばけんそうさしまつやま)630

此木三紅大のサイト
http://www.advj.com/konoki/