京都から江戸に出るには、箱根の関所かこの木曽福島の関所を通るしかなかった。だから、とても重要な関所だった。今は道路があるが、昔関所は川まで張り出していて、向こう側は山だったから、ここを通るには、人一人が通れるほどの道しかなかったのだろう。関所には絶好の場所だった。
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関所の隣には、高瀬家の住居跡があり、山村藩の役人の住まいがある。島崎藤村の姉が嫁いだようで、藤村の家という小説にも書かれているらしい。
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このあたりは、おおきな宿が並んでいる。奈良井宿や妻恋宿などが有名だが19号線沿いは宿場町が連なっている。
あまり訪れない地域だが、日本の悲しさの原型に通じているような暗い感じが漂っていて、言葉では表せない風土を感じる地域だ。
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