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先日福島県内の二本松市栄町の物件調査に行ったときのことです。
二本松市役所で対象物件の地図を入手し現地に向かいましたが、快晴の安達太良山上空にあっという間に怪しげな雲が沸き立ち凄まじい強風が吹き出しました。岳温泉街を過ぎ現地に到着し、資料をバインダーにはさみカメラを片手に車外に出た瞬間、強風のため吹き倒されたのです。そしてバインダーに挟んでおいた資料のうち先程貰ってきたばかりの地図が、何と杉の枝に張り付いているのです。（写真の高い木）
とっさに残りの資料とカメラを車に戻し、軍手をはめて木登りに挑戦。悪戦苦闘の末、ついに地図を回収することができました。葦の原っぱに仰向けに寝転び一休み。風の音と一面の青空が心にしみて来ました。
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