リゾート物件情報に連載中の「田舎暮らし第1段階 〜移住・2地域居住に
向けて〜」。
夏号の取材でたずねた神奈川県相模原市の藤野エリア(旧・藤野町)は、
水源地である相模湖や陣馬山など、山と森と湖を擁する64.91平方km。

中央高速・中央本線、どちらを走っていても、藤野エリアに差しかかると、
南方向の山肌に見えてくる巨大な「緑のラブレター」をご存知の方も多い
のでは。
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どんな意味を持つのかな?なぜ、ここに…?


それはさておき、お昼をいただいたのは「カフェレストランSHU」という店。
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メニューの看板の傍らに自転車用ラックが置かれ、ロードバイクが7台ほど。
起伏の多い山道はサイクリストに人気が高く、かの片山右京さんのお気に入り
でもあり、先ごろ「Team UKYOU サイクルステーション藤野」をオープンさせた
ばかり。
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店の中では、熟年レーサーたちが談笑していた。


「野菜たっぷりチキンカレー」のセットはサラダと飲みものがついて1,200円。
カレーの登場までかなり待たされたが、そのあいだに”菜園サラダ゛が
食べ放題。
カフェのすぐ横にある菜園から収穫された野菜のみずみずしさが際立つ。
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30分ほどして現れたカレー。丁寧にソテーされ、焦げ目がつけられた
パプリカや玉葱たちがそれぞれの存在を主張している。
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こぢんまりした空間は、しばしばジャズ・クラシック・ロック・民族音楽などの
ライブや、まちに住む陶芸家の作陶展などの濃密な表現の場に。

でも、この時ばかりは、綾戸智絵さんから贈られたというグランドピアノも
弾き手がなく、片隅でくろく静まりかえっていた。


●「緑のラブレター」について、詳細は本誌「夏号」にて。6月5日発売。