山に家を持ったけれど、鱒や岩魚より海の魚が好き、という向きはとくに
首都圏人に多い。長野県北部・黒姫や飯綱方面に別荘を持つ人々に
重宝されているのが、新潟県上越市郊外の“魚のアメ横”「魚勢(うおせい)」
だ。

上信越道を使えば、信濃町ICから上越ICまで30分足らず。国道18号を
使っても
1時間とかからない。種類も多く、もちろん市価より安価だから、休日の
駐車場は各地から来た客の車で満杯。


倉庫のように広い店内に、首都圏ではあまりなじみのない北の魚介類の
入った大小のトロ箱が溢れる。蒲鉾などの加工品も販売しているが、
ほとんどのお客さんの目はトロ箱の中身のチェックに忙しい。冬場は、
蟹だけを揃えたコーナーも現われる。

» 続きを読む