新幹線で愛知県豊橋市へ行くことになったので、
前日にインターネットで名物を検索したらチクワと菜飯田楽が上位に出てきた。

豊橋駅

お客様との待ち合わせが午後2時だったので、
12時ごろ豊橋駅に着けば昼食の時間は充分だ。
チクワが昼ご飯というのは淋しいので、菜飯田楽を昼食にすることにしたが、
幸い菜飯田楽の専門店『鈴の屋』さんは駅ビルの1階のレストラン街に
出店していたので早速行ってみた。

鈴の屋入口 鈴の屋店内

定食は何種類かあり、天ぷら付き刺身付きの定食もあったが、
田楽が5種6本付いている彩り田楽定食を注文した。
内容はメインの豆腐田楽が2本と里芋・こんにゃく・竹の子・うずらが各1本に
小鉢が三種(冷奴・うの花・煮豆)ともろみ・漬物・大根の菜めし・赤だしで
990円はボリュームを考えると格安だ。(菜めしと赤だしはお代わり自由)

彩り田楽定食 彩り田楽定食

特に高級な食材は使っておらず、基本的には大豆の料理なので
安価に設定できるのだろうか?
それでも国産大豆100パーセントの豆腐、国産米100パーセントの菜めし、
地元、三河岡崎名産の八丁味噌を使った赤だし、
同じく岡崎名産の八丁味噌をベースに調合された『鈴の屋』秘伝の田楽味噌と
日本の味、三河の味を堪能することができた。

秘伝の田楽味噌を使った田楽 お代わり自由の菜飯

田楽味噌の味が濃いので、田楽が2本もあれば菜めし一杯は食べられそうで、
お代わりしようと思ったが、新幹線の中でサンドイッチを食べてきていたので、
満腹になってしまい一杯でやめにした。
本当は冷でも燗でもいいので、日本酒があれば更に美味しくいただけるのに
と思ったが、これからお客様にお会いすることになっており、それも諦めた。

また訪れる機会があれば、今度は仕事を終えてからゆっくりと来て、
お酒を楽しみながら味わいたいものだ。