店に到着した時点で、すでに入り口付近には数組のお客さんが待っていた。
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暖簾をくぐると、案の定、店内は満員御礼状態。
お客さんはもちろん、注文と配膳にミスのないよう集中するスタッフの
女性たち、調理場も含めて熱気むんむんだ。
邪魔にならないようウェイティングリストに記名するのが精一杯で、すぐ
屋外に引き返した。

紅葉が終盤にさしかかる頃、北信州は新蕎麦の時期を迎え、人気のある
蕎麦店には行列ができる。
霧下蕎麦で知られる黒姫(信濃町)・仁の倉地区にある「仁の蔵(にのくら)」
しかり。

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