「リゾート物件情報」に連載中の「田舎さがし第1段階 移住・2地域居住に
向けて」、春号の取材先は千葉県南東部の鴨川市。

取材を終えると、ちょうどお昼時。
鴨川といえば海のまち、ランチは新鮮な海の幸?!
ではなく、バスで10分の距離にある交流施設「みんなみの里」の郷土料理
レストラン、と決めていた。

「みんなみの里」は、前出のレストランをはじめ、農(漁業)産物やそれらの
加工品の直売所、みやげもの店、足湯に加えて、まちをめぐる貸し自転車
「かもチャリ」も置かれた大型施設。都市在住者を対象とした「いきいき
帰農セミナー」もここで開かれる。
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レストランは千産千消(千葉でとれたものを千葉で消費する…地産地消)を
旨としている。
「里山セット」を頼んだ。1000円。
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ブロッコリーと人参・牛蒡のお煮しめ、菜の花の山葵マヨネーズ和え、豆腐と
若布の炊き合わせ、椎茸や蓮根の天麩羅などに特Aランクの長狭米と
赤米のお結びがかごに盛られている。味噌汁の具は冬の甘いほうれん草。
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農水大臣賞受賞のお弁当だそうだが、それはともかく、ご覧の通り、穀物菜食
系の非常にヘルシーな内容。濃くも薄くもなく、素材そのものを生かす味付けが
好ましかった。

このあと、日本棚田百選のひとつ・大山千枚田のある田園地帯をてくてく歩く
ことになるが、お腹がもたれることなく気持ちよく歩けたのは、このランチの
おかげかもしれない。


大山千枚田の一部。都市住民との協働による棚田オーナー制度によって
維持されている雨水利用の田んぼだ。畦に沿って植えられた水仙が満開で、
冬枯れの風景の中にも、目に楽しい仕掛けが凝らされていた。
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■お知らせ
海と山に囲まれた穏やかな自然、人口に対する医師の
数が全国で屈指など、移住したい町として脚光を浴び
つつある同市では、移住・2地域居住について、来週の
18日(金)夜、東京・銀座で【鴨川暮らしセミナー】を開催。
鴨川に移住後、コミュニティの一員として活躍するひとの
事例や、今後の同市の観光イベントの紹介もあるそう。 
詳細は同センターのサイトへ。↓↓↓
http://www.furusato-kamogawa.net/