標高2000m、天空に近い高原の山肌にさまざま色や形がゴチャゴチャと。
思わず車をとめて見入ってしまった。

美ヶ原高原をひさびさに通過した昨年、初冬のことだ。
ここには地名を冠した美術館があったはず。ずいぶん昔に来たっけ。

双眼鏡でたしかめると、おもちゃ箱をひっくり返したかのように見える
のは美術館の野外アートたちだった。
 

コレクションが増えすぎたのだろうか(作家だって、丹精込めて制作した
自分の作品があのように密集して置かれるのは不本意だろう)。

同館のウェブサイトを見ると、はるばる鑑賞に訪れたひとびとのために
楽しそうな試みもたくさん準備してくれているようだが…。


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