苗場方面から三国峠を降りてきて猿ヶ京温泉を過ぎ、
湯宿温泉の信号を中之条へ向かって10分ほど走行していると
奥平温泉遊神館が見えてくる。

奥平温泉遊神館 玄関

水上町営(旧新治村)の施設で、山の中の不便な場所にしては
大きくて立派な建物だ。 100名以上が一度に寛げる大広間があり、
地元で採れた季節の野菜や山野草を使った食事も提供してくれる。
蕎麦も地元のそば粉を使った手打ち麺でコシがあっておいしかった。

庭園 大広間

お風呂は大浴場に露天風呂・サウナが備わっており、
内湯にはぬる湯、泡風呂、薬草湯、大浴槽がある。

内湯1 内湯2

お湯はアルカリ性の単純温泉で無色透明、無臭のさらっとした
気持ちのよいお湯で、40度と熱からず、温からず、適温に調整されていて
何時間でも使っていられそうな気がする。

露天風呂1 露天風呂2

露天風呂は最近の施設には珍しく、簾で覆ってはいるものの、
屋根のない湯船だ。

昔の露天風呂は雨の日は雨に濡れながら浸かるのが当たり前だった。
この日は生憎の天気だったが、雨の雫に打たれながらの入浴で、
お湯は少し温くなっていたが、露天風呂の醍醐味を味わうことができた。

売店

営業時間は10時から21時で入浴料は3時間まで550円、
5時間まで850円、1日は1250円。
第2、第4木曜日が休館日。

隣接して建てられている農産物直売所では、
当日の朝に採れた新鮮な野菜や山菜なども季節に応じて売られている。