少し前まで、那須高原の別荘オーナーを煩わせていた食材の“買い出し”。
那須街道沿いには、多種多彩なレストランこそ手ぐすね引いて待ちかまえて
いるものの、食材を販売する店はコンビニしかない。

と思っていたら、県道68号沿いにふたつのスーパーマーケットを発見。

広谷地(ひろやじ)交差点から池田方向に「ダイユー」、
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同じ県道を北上した池田交差点の手前には、「SHIOBARAYA(塩原屋) ・
フードプレイス那須」。
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2店とも、オープンは一昨年らしい。…^^;

別荘地の中心ともいえる広谷地付近には道の駅「友愛の森」があり、
春から秋までは新鮮な農産物が販売されているが、観光客向けのみやげ物が
中心で、肉や魚などのたんぱく質のラインナップはほぼなし。

前出のスーパーがオープンするまで、那須の別荘でバーベキューをする際、
肉や魚を求めようとすると、「黒磯市まで下れば」大きなスーパーや
精肉店もあるが、この「下れば・・・」が悩みのポイントだった。

広谷地より標高の高い別荘から黒磯まで、平日でも車で40分以上。
休日では那須街道の渋滞により、倍以上のタイムがかかることも珍しくなく、
池田より北にある別荘のオーナーから、「黒磯への買出しはもう、うんざり。
肉や魚は自宅で冷凍したものをクーラーボックスで持っていくことにしている」と
聞かされたこともあったっけ。

別荘への滞在時間が限られた働き盛りの人々にとって、「車で20分圏に
スーパー」は望むところだったと思う。
わずか数kmの距離に2店もオープンしたのは、そんな別荘オーナーや
増加中の永住者の需要を見込んでのことだろう。

「ダイユー」には、純水の無料サービスがある。
「塩原屋…」では、バーベキュー食材のセットを予約すれば、器材の貸し出しも
してくれるそうだ。
店舗の隣には「木の木(きのこ)」という農産物直売所も。
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どちらの店も、地の産物を豊富に揃えているそうだから、「友愛の森」の
お客さんが少し減ったかもしれない。


「スーパー ダイユー 那須高原店」
http://daiyu-super.jp/nas/nas.html

「SHIOBARAYA フードプレイス那須」
http://shiobaraya.com/index.php