「女性専用」という時代の波はパーキングエリアにも。
中央自動車道上り線・石川PAの、建物に向かって左側に「女性専用トイレ」を発見。

車を停めた場所はこの女性専用トイレに近かったので、私(一応、女性)には便利だった。トイレを出た時、年配の紳士が急ぎ足で来るので、「女性専用ですよー」と声をかけたら、「えっ!?」とびっくり顔。レストラン等の棟を隔てること数100m、紳士は、建物の一番反対側にある男性用トイレまで、専用トイレを怪訝そうに振り返りながら走り去った。

車からは専用トイレを“一望”。で、出発前に思わず観察してしまったのだが…。トイレの出入り口で「ハッ」と気付き、回れ右をする男性。誤って入ってしまい女性と遭遇したのか、ペコペコとお辞儀をしながら引き返す男性。小学校低学年くらいの男の子は、ズボンの前を押さえて数100mを猛ダッシュ中。

観光シーズンや連休中、最も混雑することで知られる石川PA。女性用トイレは長蛇の列、溢れた女性たちが男性用トイレにまで列をなしているのは何度も目撃したことがあり、そんなことから「女性専用」が誕生したのだろうが…。

下はトイレの外観。撮影ははばかられたので、車の中からこっそり撮った。しかし…上方の「女性専用」の看板、夜目ではほとんどわからない!



勘違いしてしまった男性たちが、本来の場所まで懸命に引き返すさまはお気の毒。もちろん女性だって、異性の闖入者はいやに決まっている。

周知は難しくても、PA内では「女性専用」と明確にわかるような改善策、ないものですかねえ?…