みなかみ町の谷川温泉にある町営の日帰り温泉施設
『湯テルメ・谷川』には三つの源泉と露天風呂がある。

湯テルメ谷川湯テルメ谷川

内湯は源泉別に三つの浴槽があり、不動の湯はアルカリ性単純温泉で
源泉が60度あるので湯舟に浸かってみるとかなり熱いお湯だった。

不動の湯不動の湯

河鹿の湯はカルシウム・ナトリウム−硫酸塩・塩化物温泉で神経痛や筋肉痛に
効能があるとのことで、源泉は49.3度、湯舟は適温で気持ちよく浸かれた。

河鹿の湯・蛍の湯河鹿の湯・蛍の湯

蛍の湯は単純温泉で源泉が38.1度と高くないので
湯舟ではかなり温くて水風呂に近い感じだった。

露天風呂露天風呂

渓流沿いの露天風呂はかなり大きくて温度も適温だったので、
せせらぎの音を聞きながらのんびりと浸かることができたのだが、
掛け流しになっていないので、虫の死骸や枯れ葉等が浮いていて、
あまり気持ちは良くなかった。

谷川岳の登山口に位置しているので登山客で結構賑わっているようだ。
休館日は第3木曜日で営業時間は9時から20時30分まで。
料金は大人550円で2時間の制限がある。



その後、北軽井沢の現地調査を終え、いつもなら四万温泉に立ち寄るのだが、
今日は既にみなかみで温泉に浸かっているので、軽井沢を通って帰ることにした。

浅間山を下っていくと中軽井沢駅に突き当たるが、駅前に『かぎもとや』という
明治3年創業の蕎麦屋さんがあることを思い出したので寄って行くことにした。

かぎもとや 店内
かぎもとや

かぎもとの名前は江戸時代に沓掛宿本陣の鍵を預かっていたことに由来する
歴史のある店で、地元の浅間山麓の蕎麦にこだわった手打ち蕎麦は有名だが、
今回は蕎麦打ち職人が若いのか見習いなのか、そば切りの技術が未熟なのか、
細いのやら、太いのやら、幅の広いのやら、いろいろな蕎麦が混じっている。

もりそばの大盛りもりそばの大盛り

また、繋ぎを使っていないせいだろうが、箸で持ち上げると
蕎麦がブツブツと千切れてしまう。
また、この店の蕎麦はたっぷりとつゆに付けずに、
一寸だけ付けて食べるのがお奨めらしく、
つゆにたっぷりと浸してから食べるのが好きな私には
少し辛過ぎた。

蕎麦そのものは美味しかったのに残念な気がした。