清里・萌木の村を散策していたら、思いがけず珍しい車に出合った。

その車は、シトロエン社のアカディアーヌ(AcadDyane)。(※ディアーヌの商用バンタイプ)
 
すでに現役を引退して、店先をかざっている。
 
青くペイントされた車体は、ちっとも古臭さを感じさせない。
さすがに錆は隠せないが、今にも動き出しそうだ。
このまま街を走ったら、違和感がないどころか、
他の車よりおしゃれでかっこいいだろう。

最新の自動車は、運転しやすく快適で乗り心地も良く故障も無いが、
どの車も似たような機能・デザインで、昔の車に比べると魅力に欠ける。

小さくて好きだったミニは名前だけミニでなんだか大きくなってしまったし、
フィアット500も同様、個性が削り落とされてしまったように感じる。

そのうちガソリン車もなくなっていくのだろうが、
新しいエネルギーを使ったワクワクするような乗り物が出てくるのを期待しよう。


※CITROEN ACADIANE (DYANE VAN)
シトロエン・ディアーヌ (Citroen Dyane) は、フランスの自動車メーカー、
シトロエンが、1967年から1983年まで製造、販売した
スーパーミニ・カーに分類される乗用車。
アカディアーヌというバンタイプの車種も生産された。

萌木の村のキャロル(ホームメイドケーキの店)のそばで遭遇できる。