帯広広尾自動車道を現在の終点の幸福インターを降りてすぐの所に
『幸福駅』がある。

かつて「愛の国から幸福へ」のキャッチフレーズで一大ブームとなり、
多くの人が「幸福行き」の切符を手に降車した駅である。

昭和62年に旧国鉄広尾線が廃止された後、木造の駅舎、プラットホーム、
ディーゼル車輛が2輌、当時のまま保存され、交通公園となっている。
今でも駅舎の前にあるお土産屋さんで「幸福行き」の切符が
販売されているせいか訪れる人は多い。

みんな幸せを求めてやってくるのだろうか?

幸福行きの切符は買えるけれど、幸福行きの列車は走っていない。

やはり幸福の駅へたどり着くためには自分の努力が必要だということだろうか…?