三門の駅から、10分ぐらい、海まで3分ぐらいのところに
梅屋庄吉の別荘跡、と言うのがあった。

周りは、新しい別荘が建っているのだが、ここはほぼ廃墟になっている。
石碑の裏には、孫文と親交があり、蒋介石も資金面でバックアップした人
と刻まれている。
なんでも、二兆円ぐらい何の見返りも求めず、助けたみたいだ。
国に頼まれ中国と交渉しにいくとき、三門駅で倒れて死んでしまった。
ほとんど、晩年はここで過ごしたらしい。
もし死んでいなければ、満州の悲劇はどうなっていたのだろう?
時代の決定的な変化は一つの偶然によって起きるし
誰も評価していないところで起きているかもしれない。

千葉は意外なところに、歴史を感じる。
九十九里の智恵子抄、など粗末な場所に、人知れずひっそりととあるのがいい。
君津インターの近くで回転寿司を食べた。
出来立ての店だが味は良かった。
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