小諸の現地調査が終わり、
北軽井沢へ向う途中でお昼を食べることにして、
いつものように上田市真田町の『十割手打ちそば処 福田』で食事をしようと
思ったが、定休日だったことに気が付いたので
上田市内の『手打ちそば おお西』で食事をすることした。

おお西おお西

この店も『福田』と同様に十割そばが売りの有名店だが、
そばは端正な細切りでかなり上品な感じがする。
更科・挽きぐるみ・田舎の三種そば(1680円)を注文したが、
三種類とも細切りでソーメンかと思うくらいだ。

三種そば三種そば

厳選した蕎麦を石臼で自家製粉し、打っているので香りが強く
味も満足できるものだったが、そばつゆが辛すぎだった。

田舎・挽きぐるみ・更科
左から田舎・挽きぐるみ・更科

東京の老舗のそば屋さんでは
濃いつゆにほんの少し蕎麦を浸して食べるように勧められるが、
そばがこれだけ細いと少し浸しただけでも、たっぷりとつゆが絡むので、
かなり塩辛く感じる。
自分としては太めに切った田舎そばを少し薄めのつゆに
たっぷりと浸して食べるのが好みなので、
残念ながら私の口には合わなかった。

古民家風の店内古民家風の店内

店は風格のある古民家風の造りで雰囲気は良かったが、
私にはやはり行き付けの『福田』のそばが合っているようだ。


菅平方面から北軽井沢へ向かう途中の
鳥居峠の手前にある渋沢温泉の建物が
2年位前に改装されて新しくなっているのには気付いていたが、
いつも調査の途中なので通り過ぎていた。
今回は時間に余裕があるので立ち寄ることにした。

渋沢温泉渋沢温泉

以前は湯治場の共同浴場のような古い建物で
入浴料も300円ほどだったが、500円に値上げされている。
その分、内湯の湯舟は少し広くなって、露天風呂も造られている。

露天風呂露天風呂

お湯は赤褐色というよりは泥水のような色をしており、
表面には薄い油の膜が浮いていて、
お湯に浸かるのにやや抵抗を感じるが、
これは温泉の『あく』であると表示してある。

内湯内湯

掛け流しの内湯は少し熱かったので露天風呂へ行ってみたら
適温に調整されていて気持ち良かったが、
峠道の国道沿いのせいか、
車が通過するときの騒音が結構気になった。


営業時間は10時から20時で水曜が定休日。