2008年07月 31日
飯綱町・「アサギマダラ」とちいさな早生の桃
7月中旬に長野県北部の町・飯綱町を訪れた。
避暑シーズンには少しだけ早い。蝉もまだ生まれておらず、鳥の声だけが
響く別荘地を歩いていると、何やら樹間に飛行物体の気配。
見ると、1m50cmほどのヒヨドリソウの周りを大きめの蝶がふわ?り、
ふわりと優雅に飛んでいる。
蝶の種類はモンシロチョウとアゲハ位しか知らなかったが、なぜかその時、
はっとひらめいた・・・。
ひょっとしてこの蝶、「アサギマダラ」!?(ピンボケお許しを)
帰ってから調べると、「アサギマダラ」に間違いない。ヒヨドリソウはこの蝶の
好物という。
鳥の名前も満足に覚えられない私が、なぜこの蝶の名を?
“2000kmあまりの距離を移動する蝶”として、TVのナショナルジオグラフィック
あたりで見たのが印象に残っていたようだ。さらに、この蝶、夏は標高
1000mの山で避暑、秋以降は九州や台湾で避寒という、人間から見ると
なかなかに贅沢な習性を持つ。
どこから来たのだろう?
ヒヨドリソウなどアルカロイド系の毒を持つ花の吸蜜によりその毒を体内に
取り込み、天敵から身を守るという。の?んびりな飛行は、天敵が近寄らない
が故の余裕からくるものらしいけれど、ふわふわと風まかせ?に
2000kmも旅するとは・・・!※2世代かけて往復、とも聞く。
別荘地ではシーズン最後のラズベリーをお裾分けして頂いた。早速
"ひと口分"のジャムに。
町の野菜直売所では、こちらもシーズン最後を迎えた杏(あんず)に間に
合った。スモモ、ブルーベリー、早生の小さな桃などもあり、おや、もう
出ている!と思わず購入してしまったが、まだまだ硬い。
あれから10日あまり。最近ようやく柔らかくなってきたところだ。
直売所では花も販売していて、水を張った大きなバケツには
ひまわりのほか、カンパニュラ(釣鐘草)などの束が所狭しと生けてあった。
焦らない、焦らない。^^;
高原では、果物は8月以降が旬。お楽しみはこれからで?す♪
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