2009年08月 05日
世界遺産 温泉津(ゆのつ)温泉
温泉津の温泉街は石見銀山とその周辺地域として
ユネスコの世界遺産に登録されている貴重な温泉街だ。
数多くのお寺など19世紀以前の建物から20世紀の建物まで
重要伝統的建造物群保存地区に指定されていて、
郷愁を感じさせてくれる、どこか懐かしい町並みが続いている。
今回はその温泉津温泉にある立ち寄り温泉の薬師湯へ行ってきた。
この薬師湯は日本温泉協会の天然温泉の審査で全国に12箇所しかない
『オール5』の評価を受けた100パーセント掛け流しの温泉だとのこと。
期待して入ってみると露天風呂などは無く、
思ったより小さめの楕円形の内湯が一つだけで、5人も浸かれば満員になりそうだ。
湯口からは46度の白濁したお湯が流れ出ており、やや熱過ぎる気がした。
源泉掛流しのお湯らしく、浴槽の縁や浴室の床には湯の花の成分が堆積して
鍾乳石のように盛り上がって凸凹している。
北海道で浸かった知内温泉も同じようだったが、
やはり温泉の成分が濃いのだろう。
効能がありそうな感じだ。
入浴料は300円だが洗髪する場合は350円になる。
シャンプーや石鹸は置いてないので持参する必要がある。
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