2013年06月 28日
北海道 然別湖畔温泉 ホテル風水の湯
然別(しかりべつ)湖は大雪山国立公園内に位置する天然の湖で、
この湖に陸封された『ミヤベイワナ』はエメラルドグリーンに彩られた魚体に
ピンクやオレンジの斑点を散りばめられた非常に美しい魚で
湖の宝石と云われ北海道の天然記念物に指定されている。
然別湖
その然別湖畔に建つホテル風水のお風呂に入浴させてもらうことにした。
日帰りの利用料金は1000円だがタオルが付いているので、
ホテルの温泉としてはそれ程高く感じない。
ホテル風水
内湯・露天風呂ともに湖を一望する眺めの良い湯舟になっている。
泉質は空気に触れると茶褐色に濁る含硫黄―ナトリウム―塩化物泉で
源泉の温度が70度以上あるそうだ。
露天風呂
100パーセントの源泉掛け流しだが、お湯がかなり熱かった。
眺めが良いのでゆっくりと浸かっていたかったが、
一分も浸かっていると熱くて我慢ができなくなってくる。
展望風呂
流石に北海道で標高も八百メートル位はある場所なので、
露天風呂から上がって外気に触れていると涼しくなるが、
再び湯舟に浸かるとまた直ぐに熱くなるので、また湯舟から出ることになる。
忙しくて、のんびりと景色を楽しむ余裕がなかったのは残念だ。
内湯の泡風呂
内湯の展望大浴槽も同じ状況だが、小さい湯舟になっている泡風呂は
38度から39度位で、私には適温だった。
この湯舟のお湯は濁りが薄く透明に近い色をしていた。
たぶん相当な量の水を加えていると思われる。
こちらは希望通りゆっくりと浸かれるのだが、
窓際から離れているので景色は少し物足りなく感じた。
完全に満足できる温泉は少ないものだと思う一日だった。
帰りの道中の展望台駐車場では、キタキツネに行く手を阻まれて困った。
キタキツネ
キツネの方から車に寄って来るので轢いてしまいそうでゆっくりと離れるのだが、
直ぐ横を付いて来る。
車から降りても逃げる様子もない。
良く見ると痩せているようで、腹を空かせているのかなと思えた。
痩せたキタキツネ
駐車場に居て人間から餌をもらうことに慣れてしまい、
自然の中で捕食することができなくなったのかもしれない。
なんとなく哀れに思う。
更にとかち帯広空港近くの旧幸福駅ではエゾリス?が
目の前の木を上ったり下りたりしているのを見かけた。
エゾリス?
流石に北海道の自然は豊かだ。
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2013年06月 19日
会津 磐梯山麓 押立温泉
福島県の天栄村から会津の磐梯町へ向かう途中で
会津若松市街を通過するので、会津若松の有名な蕎麦屋さんの
『桐屋 権現亭』でお昼にすることにした。
店内の様子
桐屋権現亭
ここは観光客で賑わう店で、料金設定もかなり高い方だが味もいい店だ。
こだわりのそばの中から、その年の一番良いそばを選び
石臼で挽いた十割そばである『会津頑固そば』を注文した。
会津頑固そば
料金は一人前で1,500円とそばの単品としてはかなり高額だが、
レタスのサラダとキュウリの浅漬けが付いていて、
薬味のワサビには生のワサビを使っていることを考えると
ギリギリ許せるところか。
ワサビは生をおろす
新そばの時期と比べるとやや物足りないが、
味も香りもしっかりしており美味しくいただくことができた。
帰りは磐梯山の麓にある押立温泉の『住吉館』で入浴させてもらうことにした。
ここは大正の時代に開湯された湯治場だった旅館だが、
2年ほど前に浴室が改装されて新しくなった。
押立温泉住吉館
源泉は無色透明の単純泉と空気に触れると濁り湯になる
ナトリウム−炭酸水素・塩化物泉の2種類があり、
各湯舟ごとにそれぞれが違う色をしたお湯になっている。
内湯は熱湯とぬる湯の二つの浴槽に仕切られており、
熱湯は無色透明だがぬる湯の方は少し濁った色をしている。
左が熱湯で右がぬる湯
すぐ外には屋根のある半露天風呂があるが、
こちらのお湯は白濁というまで白くは無いが、
灰色に濁っていて温度はかなりぬるい。
いずれも源泉掛け流しのお風呂で、湯舟が広くないので
浸かるたびにお湯が大量に溢れ出て非常に気持ちが良い。
半露天は灰色に濁っている
外の一段高いところには露天の庭園風呂があり、
こちらは混浴になっているそうだ。
お湯は無色透明で掛け流しになっているが、
湯舟が広いので浸かってもお湯がザザーと溢れ出るほどでもなく、
浮いている葉っぱや虫や毛虫がなかなか流れていかないので、
直ぐに内湯へ戻ることにした。
夜はランプの灯りで入浴する
日帰りの利用料金は800円。
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2013年06月 13日
信州 木曽温泉
近くを通ったついでに
十数年振りに木曽温泉に寄ってみた。
ホテル木曽温泉
以前は内湯だけの温泉宿だったが、
今は小さいながらも露天風呂が造られていた。
定員が3人くらいの檜の浴槽と、
昔、寒天を煮るのに使われていたという釜風呂があるが、
こちらは1人用か?
檜の露天風呂(左)と釜の露天風呂(右)
どちらも屋根の無い純粋の露天風呂なので、
雨が降っているときは濡れながら浸かることになるが、
それはそれで風情があって好ましく思った。
内湯
内湯が循環式を採用しているのに対して、
露天風呂は完全な掛け流しになっており、湯舟が小さいので、
浸かると大量のお湯がザザーと溢れ出し、贅沢な気分を味わえる。
山間にある露天風呂の表面には
虫の死骸や枯れ葉などが浮いていることが多いが、
溢れ出たお湯と一緒にすべて流れ出てしまうので
非常に気持ちよく温泉に浸かることができた。
泉質
泉質はナトリウム・マグネシウム・カルシウム−炭酸水素塩・塩化物温泉で
御嶽山周辺の温泉特有の茶褐色に濁った温泉だが、
温度が40度を下回るくらいでなので、
ゆっくりと長湯を楽しむことができて大満足だ。
日帰りの入浴料は600円と
ホテルにしては良心的な設定なのも嬉しい。
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