2007年11月 28日
北信州・飯綱高原 初冬の点描
連休に、例年より数週間も早く積雪をみた長野県の飯綱高原を訪れた。
地元でも驚いたようだが、ご当地ナンバーの車はさっさとスタッドレスタイヤに
履き替えて何事もなかったように走っている。
今年は紅葉が遅れたため、この時季には珍しく落葉松の鮮やかな黄金色を
見ることができた。
大座法師池の畔の駐車場に猫が数匹。いそいそと駆け寄って来るが、
餌をもらえないとわかるとさっさときびすを返し、2度と戻らない。
車の気温計は3℃を指している。
店には入れてもらえないようだし、マイナス10℃にもなる冬はどうやって越すの
だろう。住民が増加中のエリアだから、どこかの飼い猫かもしれないが…。
連休中の晴天で道路の雪は融けてしまったけれど、森の中や北斜面はうっすら
白い。やせ細り、威厳をなくした雪だるまがぽつねんと。
飯綱町・横手地区から見た志賀高原方面の夕映え。
紅葉と雪を頂いた山並み、盆地にともりはじめた家々のあかりのコントラストに
見とれていたら、山影からオレンジ色の満月が猛スピードで昇ってきた。
さあ、帰らなくちゃ。
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