2008年10月 15日
大分→大阪。17時間船の旅 その1
九州からの帰路、大分から大阪までフェリーを使った。
関西方面へは、所要時間12時間の神戸・大阪行き「直行便」と、松山・
今治・神戸に寄港するため17時間近くかかる「寄港便」の2種類がある。
直行便は新造船だが、これまでに何度か使ったし、暗くなってからの出港・
早朝着と船旅が楽しめないので、大分発16時・大阪着翌朝8時40分と、
ゆっくりできそうな寄港便「さんふらわあにしき」(関西汽船)を予約した。
神戸下船でもよかったけれど、5時50分の到着では、まだ白河夜船かも。
そんなわけで、神戸から大阪までわざわざ3時間近くをかけて到着する方を
選んだのだ。
車のフロントガラスに行先の札をつけて、船室へ。
出航間際のデッキから。向こうに見えるのは到着便か?
部屋は個室にした。ベッドの足元にしつらえてあるのは、客船ではおなじみの
花毛布ならぬ“花カーテン”。※カーテンをしわくちゃにして遊んだのでは
ありません。
部屋は船首に位置するため、夜間は照明を点けたままカーテンを開けることは
NG。
沖合いでは電話は通じないが、今回は陸とつかず離れずだから、
携帯のアンテナが3本立つ時もある。会社からの電話が通じにくい事は、
何だかうれしいような気が♪
1970年代、国内の船旅の一時代を築いた「さんふらわあ」。
その後、一部の「豪華客船」を除き、船旅は斜陽の一途だが、
車を積んでゆったりと旅を楽しみたい人々の根強い支持はあるようだ。
神経を使う運転からの、一時の解放。
デッキに出て大海原や星空を飽かず眺めたり、部屋に戻って本を読んだり、
お風呂にのんびり入ったり。
この悠揚迫らぬ時間の流れが、なんとも心地よい。
オオミズナギドリの狩り、トビウオの群れ、見知らぬ船との遭遇。
案外、いろいろな出来事があるものだから、必ず双眼鏡を窓辺にスタンバイ
させる。
海さえ穏やかならば、こんなにリラックスできる移動方法はないと思う
のだが…。
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2008年10月 15日
さなぎから蝶が・・・
我が家の玄関戸にぶら下がっていたさなぎから、蝶が誕生した。
飛び立つところを見ようと、外で待機したのだが、1時間たっても動かない、
少し休憩していたら、蓑袋みたいなところから、いつの間にか離れていた。
いよいよ飛ぶのかと待機していたら、1時間近くも動かない。
そのうち、近所のフリー猫(野良猫だが、えさをやる人がいる)が
塀の上から様子を見に来た。
このフリー猫は、我が家の玄関や窓ガラス沿いに動き回るので、
箱入り息子の当家の猫は、いつも翻弄されている。
だから、我が家としてはこの猫が嫌いだ。
いつの間にか、蝶がいなくなったので、探してみると
玄関のタタキに降りていた。
でも、ホバーリングはするものの、なかなか飛ばない。
やっと、飛んだと思ったら、すぐ下の地面にたどりついた。
ここでもホバーリングして暫くしたら、勢いよく羽ばたいて舞い上がっていった。
この間4時間ほど。
近くの家の壁にしがみついていた。
この後はどこかへ飛んでいくのだろう。
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