長野市内に到着したのは、正午ちょっと前。
すでに気温は30度をゆうに超えていた。(と思う)

とにかく暑いのとお腹がすいたのとで、立っているだけでもクラクラする。
すぐに、地元のタクシーの運転手に聞いた駅前の信州そばの店に入ることにした。

昼時ということもあって、店の前には行列ができていた。
店の中では、客同士が挨拶し合っているが、どう見ても地元の人間ではない。
なんでも、
昨日は長野びんずる
昨日と今日の2日間、KinKiKids(キンキキッズ)のコンサート、
今日と明日の2日間、プロ野球(西武・ロッテ戦)、
と観光客だけでなくジャニーズファンや野球ファンが押しかけて来ているらしい。

そのためタクシーは大忙し、タクシーの運転手は始終笑顔で、
「一年中、こうだといいんですがねー」と話していた。
特にジャニーズファンは、皆ほとんど2日間滞在し(市内のホテルはどこも満室!)
さらに移動にはタクシーを積極的に利用しているという。
(コンサート会場で何度も会ううち、ファン同士が顔見知りになるので、
店内のあちこちで挨拶が交わされていたというわけだ)

地元の有名な祭やプロ野球など足元に及ばない経済効果をもたらす
ジャニーズ事務所の偉大さを改めて感じた。

肝心の信州そばは、
もりそばとミニ天丼(¥930)

手打ち一人前(もりそば2枚)(¥1050)

長野のそばには欠かせない八幡屋磯五郎の七味唐からし

冷たい水でキリリと締まった手打ちの麺はつるりとしたのどごしで、歯ごたえも良く、
ちょっと辛目のツユと良く合い、とても美味しかった。

ミニ天丼の海老・白身魚・茄子の天麩羅もカラリと揚がって、
タレも丁度良い具合で、付け合わせの野沢菜漬けも美味しく満足だった。