2010年03月 03日
出雲 玉造温泉
島根県にある玉造温泉は日本最古の湯として知られるが、
西暦733年に編纂された出雲国風土記には
『川辺に湯が湧き老若男女が賑わった』と記されていて、
今から1300年も前から名湯として知られていたらしい。
温泉街はその『玉作川』の両岸に沿って広がり、大規模なホテルが建ち並んでいる。
足湯の施設も3箇所ほどあり、特に立ち寄り温泉施設の『玉造温泉ゆーゆ』の前にある足湯は
玉作川の傍らに自然石を利用して造られており、掛け流しのお湯に脚を浸けていると、
まるで川の流れに浸かっているような気がしてくる。
温泉街の奥にある玉作湯神社はやはり出雲国風土記に記されている古社で
祭神は玉作りの神『櫛明玉命(くしあかるだまのみこと)』・国造りの神『大国主命(おおくにぬしのみこと)』・温泉守護の神『少彦名命(すくなひこなのみこと)』の三神で
境内には触って祈れば願い事が叶うと云われている『願い石』が奉られているが、
本殿へ上がる石段が急で段数もかなりあったので、特に願い事も無く、
足腰に自信のない私は参拝するのを諦めて帰ることにした。
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