2011年12月 27日
健診へ。六本木ぶらぶら
年に一度の健康診断で、クリニックのある六本木へ。
かつてこのまちに10年近く通勤したけれど、勤務先のあった
場所は超高層ビルになり、最近は足を運ぶたび変貌に驚く。
表通りはカラオケ店や24時間営業の飲食店に占められ、夜の街の
雰囲気。昼から裸の電飾や安売り量販店のどぎつい色の看板が
目立つ。
「AXIS」「Hard Rock CAFE 」は健在だが、コーヒーの美味しさを
教えてくれた水出しコーヒーの「どんぱ」、赤坂に本店のあるロアビルの
カレー屋さんもなくなったし、上等な花卉を扱う「ゴトウ花店」も店舗の
ほとんどがテナントだ。
さて、健診後には食事して、お決まりのあの薬をのまなくては。
昨年は西麻布の「権八」で何かとエピソードのある店の中を
眺めながら食事をしたけれど、今回はどこへ?
店さがしに苦労するかと思いきや、意外にも表通りから少し
入ったところに広い敷地の昭和モダンなたたずまいを発見。
昔からあったっけ…?
珍な店には入りたくなる性分。でも門をくぐると、店の中から騒音に
近い大音量の音楽が聞こえてきて、一気に興味が失せた。
。
ランチを済ませたら帰社。地下鉄・乃木坂駅まで出れば表参道駅は
お隣で、途中にはミッドタウンもあるので、かつて訪れたイタリア料理店に
寄ることに。
ところが、目指す店はアパレルメーカー系のカフェに変貌していた。
家具は前のものと変わらない…エコですね。かろうじてサラダのお皿に
メーカーのロゴが。
ご多分に漏れずタウン内のテナントも栄枯盛衰が激しいらしく、
シャッター街も散見された。
クリスマスの装いも今年は控えめだなと思ったら、
正面に巨大なサンタの靴が。
この靴、隣りで写真を撮っていた家族が「津波のとき陸に打ち上げられた
船を思い出すね」と話していたが、私も同じことを感じた。
昨日から、国内の原発の9割もが検査などの目的で停止している。
節電には協力するつもりだが、この国は将来的に原子力に置き換わる
発電の目標に向かって進んでいるのだろうか?
またもや思いはそちらに収斂されて…。
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2011年12月 24日
震災の町 宮城県多賀城
東京からはやてで仙台に。
仙台から仙石線で多賀城に。
予定より早く着いたので、喫茶店でお茶でも飲んで時間をつぶそうと
思ったが、駅の周りには飲食店も喫茶店もまったく無い。
観光案内所の人によると、ここから10分ほどのところに一軒あるだけだ
と言う。
途中に和歌の枕詞で有名な「末の松山」と「沖の石」があるので
寄ったらよいと言うので、行くことにした。
喫茶店を見つけたが、近くにマクドナルドがあり、入ろうとしたら、
閉まっていた。
室内はメチャメチャ。
後で分かったことだが、ここは震災後の津波で家も人も大変な被害を
被ったところだった。
至るところにまだ被害の残滓が残っているが、よそから来たものには
説明されないと分からない。
まだ最近のことなのだが、だいぶ前のように思ってしまった。
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2011年12月 19日
長野市 戸隠でそばを食べる
木島平から、脇道を通って夕刻、戸隠の宝光社に到着。
もうあたりは雪景色。
中社へ行こうと思ったが、薄暗くなったので諦めて、ここでそばを食べる
ことにした。
大盛りそばを注文。※左の茶碗はそば茶。
今日最後の客で、入っているうちに閉店となった。
お店の人の愛想はとてもよく、漬物や煮物など出してくれ、サービスも
良かった。
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2011年12月 16日
新潟県村上市 謙信も落とせなかった城の跡へ
早朝、村上城址のある小高い山の麓にたどり着いた。
年配の女性が下って来たので聞いたら、車ではいけないとのこと。
歩いて本丸跡まで上ることにした。
登りは結構きつくて、三ノ丸あたりまで15分ほどかかる。
更に5分ほどで、本丸下に着く。
上杉謙信の猛攻にも耐えただけある堅固な要塞ぶりがうかがえる。
本丸跡から市街地が一望でき、日本海もよく見えた。
城は修復中だ。
早朝の散歩コースになっているのだろうか、年配の人とすれ違うことが
多かった。
■村上市内にある100坪超の土地物件が12月20日、
オークションに登場します。
当日記・右側の「不動産オークション開催中!」の
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2011年12月 15日
山形・秋田 予期せぬ路線バスの旅
夜行バス池袋発23時10分鶴岡・酒田行き(山形県)はほぼ満員。
憧れていた夜行バスだが、なかなか寝つけない。どうなることかと心配したが、
朝6時半、余目(あまるめ)に着いた。
仕事は順調に済み、予定より早く酒田発の羽越本線で仁賀保(にかほ)へ。
仁賀保から引き返して新潟県村上市に行く予定だったが、この分なら到着も
早くなり、旅館でゆっくり休めるかも。
ではあれこれ手配しておこうとメールを送信していたら、いつの間にか
仁賀保を通り過ぎていたみたい。隣の高校生に仁賀保はまだ?と聞いたら、
電車の来た方向を指して気の毒そうに「ズーッと向こうです」。
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2011年12月 04日
千葉 久留里(くるり)新町の名水
千葉の久留里は、お城のある城下町。
下町は商店街になっているが、江戸時代からの自噴井戸がお店や
お屋敷の玄関先にある。
そこを通る人は、自由にその玄関先の井戸から水を汲んで持ち帰る
ことが出来る。
いつもは、その中のお屋敷から水をもらっていたが、黙ってもらってくる
のは、少し気が引けた。
たまたま、久留里を通り抜ける途中、新町の水の看板を見つけたので
立ち寄ると、そこは、水汲み場になっていて、誰にも気兼ねなく
水が汲めそうだ。
いつも持ち歩いているポリタンクを早速出して汲むことにした。
久留里の水は、とてもおいしいと思う。
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