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久し振りに琵琶湖へ現地調査に来たので
比叡山の麓、坂本にある本家鶴喜蕎麦へ行ってきた。

本家鶴喜蕎麦 風格のある建物

鶴喜蕎麦は創業が享保初年といわれ、
実に280年の歴史を持つ老舗中の老舗だ。
入母屋造総二階の堂々たる建物は築後130年近くになり、
文化庁から登録有形文化財に指定されている。

入母屋造総2階建 登録有形文化財の建物

京都・滋賀辺りでは非常に有名な店で、いつも大勢の来客で賑わっているが
開店時間の午前10時に行ってみたら、他には6人のお年寄りのグループだけで、
すんなりと入店できた。

歴史を感じさせる店内 1番のり

1番に入店し、ざるそばの大盛りを1番に注文したので、
1番先にそばが出てきたが、間違いなく朝一番の打ちたてのそばだが、
大盛りではなく並盛りではないのかと思うほどの量で少しがっかりした。

ざるそば大盛

ざるそばといっても海苔も掛かっておらず、
薬味のワサビも生ワサビではなかった。
これで1100円は高く感じた。(ちなみに並盛りは890円だ) 

海苔はのっていない 田舎風の手打ち蕎麦

田舎風の手打ちそばだが、時期が良くないせいか、
そばの香りはあまり感じられず、手打ちにしてはこしのないそばだった。
そばつゆも関西にしては濃くて辛い味で、これも私の口には合わなかった。

メニュー

名物に何とかとは云われているが、結構期待して行ったので残念だ。
カテゴリー: グルメ
記入者: tanaka

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 2012年06月 22日

 かんだのやぶそば 


 
神田の淡路町に寄る用事があったので、帰りにやぶそばへ寄ってきた。

神田の藪蕎麦

この店は砂場・更科とともに江戸三大蕎麦と称される藪蕎麦の本店だが、
現在の建物は関東大震災の後に再築されたもので、東京都より
歴史的建造物の指定を受けており、下町情緒溢れる姿が残された建物だ。

趣のある建物 店内

流石に老舗らしく、待合室には開店前から既に10人以上の客が並んでいた。
学生時代にバイト先の上司に連れられて来た時以来だが、
味の方は覚えていない。

せいろそば 2枚

定番のせいろうそばは1枚700円だが量が少ないので2枚注文した。
(2枚で普通の蕎麦屋さんの1人前くらいの量だ) 
ここは蕎麦粉が10に対して繋ぎの小麦粉が1の割合の9割蕎麦だそうだで、
青みがかった色はそばもやしの青汁を打ち込んで色を付けているらしいが、
その割りに蕎麦の風味はあまり感じられなかった。
そばつゆも江戸風の蕎麦らしく、蕎麦をちょっとだけ付けて食べることを前提とした
辛口なので、そばつゆをたっぷりと付けて食べたい私には、味が濃すぎて
口に合わなかった。

青みがかった麺

行列ができるほど人気のある店だが、
しばらくはこの系列の蕎麦屋さんには寄らないことにしようと思った。
カテゴリー: グルメ
記入者: tanaka

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この店は前にも寄ったことがある。
感心するのは、店のたたずまいに風格があり、
店員のサービスもよく、料金も安いのだが、いつもガラガラ。

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まず、靴を脱いで下駄箱に入れると、
すぐに店員が薄暗い店内に案内してくれる。
座ると、すぐにお絞りを、「冷たいのにしますか?暖かいのがよいですか?」
と両方差し出してくれる。
お通しとお茶葉の香を炊いてくれて、お酒の注文を聞く。

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新幹線の待ち時間で、長居は出来ない。
ビールを頼んで、3点ほど注文した。
手羽焼きを塩タレで最後に頼んだのだが、これには岩塩をかけてくれる。
新人のような女性店員が、
「おいしくなーれ、おいしくなーれ」と声をかけながら、岩塩をかけると、
他の女性たちもいっせいに声を合わせて、
「おいしくなーれ、おいしくなーれ」、合唱が始まった。
そのうち掛け声は、「おいしくなーれ」から、
「ウンメグナーレ、ウンメグナーレ」に変わった。
「ウンメグナーレ」はおいしくなーれの方言だ。

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客も少ない広い田舎作りのお店に、女性の合唱が鳴り響き、
もてなされる雰囲気は、少し戸惑うばかりだが、
経営者の方針を一途に守っている、ここは山形だ。

カテゴリー: グルメ
記入者: morita

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