近くを通ったついでに
十数年振りに木曽温泉に寄ってみた。

木曽温泉 ホテル木曽温泉ホテル木曽温泉

以前は内湯だけの温泉宿だったが、
今は小さいながらも露天風呂が造られていた。
定員が3人くらいの檜の浴槽と、
昔、寒天を煮るのに使われていたという釜風呂があるが、
こちらは1人用か?

檜の露天風呂 釜の露天風呂
檜の露天風呂(左)と釜の露天風呂(右)

どちらも屋根の無い純粋の露天風呂なので、
雨が降っているときは濡れながら浸かることになるが、
それはそれで風情があって好ましく思った。

内湯内湯

内湯が循環式を採用しているのに対して、
露天風呂は完全な掛け流しになっており、湯舟が小さいので、
浸かると大量のお湯がザザーと溢れ出し、贅沢な気分を味わえる。

山間にある露天風呂の表面には
虫の死骸や枯れ葉などが浮いていることが多いが、
溢れ出たお湯と一緒にすべて流れ出てしまうので
非常に気持ちよく温泉に浸かることができた。

泉質泉質

泉質はナトリウム・マグネシウム・カルシウム−炭酸水素塩・塩化物温泉で
御嶽山周辺の温泉特有の茶褐色に濁った温泉だが、
温度が40度を下回るくらいでなので、
ゆっくりと長湯を楽しむことができて大満足だ。

日帰りの入浴料は600円と
ホテルにしては良心的な設定なのも嬉しい。