2012年12月 14日
早朝6時の渋谷のcafe
早朝の段取が終わり、若者が帰りを急ぐのと行き違いながら、cafeにむかう。

初老の男性がモーニングセットを頼んでいる後に並んで、
同じものをたのんだ。
席の前には、白髪頭の年老いた女性が、
大きなザックを横に置いてコーヒーを飲んでいる。
席について、焼いたクロワッサンを食べ始めたら、
隣に薄手のシャツ姿の中年の男性がモーニングセットを持って着席した。
この人は手に何も持っていない。

ウインナーと卵のサイドメニューを食しホットした時、
斜め向こうの席の優しい顔立ちのした女性が空を見ながら微笑んでいる。
清楚な姿で、時々笑いながら誰かと話しているような素振りを見せる。
また、にこりと笑った。若くはないが年寄りでもない。
綺麗ではないが不潔そうでもない。
今ここにいる瞬間は楽しそうでもあるが、
視ている私には寂しそうにしか見えない。
この人はこんなに朝早く、どこから来たのだろう。
そしてどこに行くのだろう?

朝食を平らげて、席を立とうと思ったら、
さっき来た隣の男性は居眠りをしている。
私も店を出て、どこに行こうとしているのだろう。
足のむくまましばらく歩くことにした。
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2012年12月 10日
強風で書類が田んぼに、茂原
日差しは暖かいのだが強風が吹いている。
書類を脇に挟んで、現地調査していたら、吹き飛ばされてしまった。
すぐ近くの田んぼの中に散乱している。

一刻も早く取りに行かないと、もっと遠くに飛ばされそうだ。
靴も脱がずに、そのまま収穫の終わった田んぼの中に入っていった。
靴は勿論、ズボンの下のほうまで泥だらけだ。
ぬれた書類は、しばらく日差しに当てて乾かすことにした。
せっかく集めた資料だが、泥まみれで見にくくなってしまった。

近くの白子海岸も荒れ模様だ。

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2012年12月 03日
酒田市で遭難
酒田は江戸時代西廻り舟で栄えた港町だが、
山間部も抱える広い市だ。
四輪駆動の車で、どんどん山奥に入っていって、
戻ろうとしたら道がぬかるんで、帰れなくなった。
1時間ほど、草木を集めて道路に敷いて、
再度チャレンジしたが、どうしても道を上れない。

そのうち、大粒の雹(ひょう)が降り始め、荒れ模様。
次第に力つきて、JAFを呼ぶことにした。
JAFに連絡を取って1時間、どうやら近くまで来ているようだが、
相手の携帯がDOCOMOでないので,連絡が取れない。

しかたがないので、麓まであるいて救出を求めることにしたが、
どんどん雪が降って来て、遭難状態。
すると麓に、JAFの車がうろうろしている。
きっと、麓につくころには、いなくなるだろう、と思ったら、やっぱりいなくなった。
もうこうなると、遭難状態だ。

何回か、携帯に電話を入れたら、何とか通じるところがあった。
しばらく待って、JAFの車で、遭難場所へ。
JAFの車も途中で脱出できなくなるとかで、ストップ。
結局現場にはあるいて、一緒に車を押して出すことになった。
何回かやっているうちに、地面が凍ったのかも知れない、脱出成功。
後ろにいた私とJAFの人は泥だらけになった。


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