内湯の後は露天風呂に行くことにした。

吊橋を渡る 露天風呂

本館を裏口から出ると目の前に青荷沢の渓流が流れ、
吊橋を渡った向こう側に露天風呂が造られている。

露天風呂入口 三方を囲ってある

岩で造られた大きな湯舟には屋根が掛けられていて
三方を葦の簾で囲ってある。
これは冬場に風が当たらないように、お湯が冷めないようにとの配慮だろうが、
掛け流しのお湯がどんどん湯口から注込まれているわりには
少し温い状態になっている。
湯舟が大きすぎるのだろうか…。

岩風呂

もう一つ小さな岩風呂もあり、
こちらは壁も屋根もない完全な露天風呂だが、
大きい方の湯舟から溢れたお湯が溜まるように造られているので、
この時期はぬる過ぎて浸かれない。
夏場になれば丁度良い湯加減になりそうだが…。

子宝の湯 

その他に子宝の湯と名付けられた木の樽で造られた湯舟があるが、
こちらは一人で一杯になるほどの大きさしかないが、
注ぎ込まれているお湯が丁度適温になるくらいの湯加減で、
ゆっくりと一時間近く浸かることができた。

この露天風呂は混浴とのことだったので、もしかして
という淡い期待もあったのだが、私の他には誰一人も入ってこない。
いつまでも浸かっているわけにもいかないので、次の外湯に行くことにした。