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八峰と書いてヤッホーと読ませるように、非常に見晴らしの良い場所にあり、
内湯からでも露天風呂からでも、南側に横岳・硫黄岳・天狗岳など
八ケ岳の山並みを一望できる。
また、東に眼を向けると秩父の山並みも見渡すことができる。

八峰の湯外観 八峰の湯

内湯は高温浴槽と源泉掛流し浴槽があり、源泉掛け流し浴槽は40.5度と
絶妙な温度設定で非常に気持ち良く浸かることができた。
やや茶色がかったお湯で、よく見ると湯の華と思われる小さな物体が無数に浮遊している。
高温浴槽と露天風呂は無色透明のお湯なので、もしかしたら温泉ではないのかもしれない。

内湯 露天風呂

入館料は500円で、館内には広いラウンジ・食事処や休憩所・売店などが併設された立派な施設だ。
売店では地元で採れた山菜や高原野菜が格安で売られていた。

採れたての山菜

外には手足湯というのがあって、座りながら手と足の両方をいっぺんに浸けられるようになっているが、こちらは無料のようだ。

手足湯


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 2009年06月 15日

 四万温泉 こしきの湯


群馬県吾妻郡中之条町、四万温泉の最奥にあるダム湖「奥四万湖」の畔に
立ち寄り温泉「こしきの湯」が建っている。

こしきの湯

同じ町営施設の「四万清流の湯」と比べると小規模な施設で、館内には
3人も浸かれば一杯になってしまうほどの小さな内湯と休憩所があるだけだ。

館内

それでも清掃は行き届いていて、浴室内も明るく清潔感がある。
湯舟からはかけ流しにされた透明なお湯が溢れでており、
非常に気持ちよく浸かることができる。

清潔な浴室

なにより熱からず、温からずの適温に調整されたお湯は、浸かっていると
ほんのりと肌がスベスベになってくるようで、「いいお湯だ」ということが、
まさに肌で感じられる気がする。

四万川ダム 奥四万湖

眺めも良く内湯の窓からはコバルトブルーの色をした奥四万湖の水面を
望むことができる。

入館料は400円だが営業時間が10時から17時までと短いので
立ち寄る人は注意が必要だ。(冬季は閉館しており営業していない。)

こしきの湯公式サイト
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 2009年06月 12日

 八雲温泉 遊楽亭


八雲温泉「遊楽亭」は国道5号線沿いに建っており、
目の前には噴火湾の美しい景色が広がっている。

八雲温泉 目の前は噴火湾

浴室は2階にあるので非常に見晴らしが良く、
内湯からも露天風呂からも素晴らしい景色が楽しめる。

内湯1 内湯2

泉質はナトリウム-塩化物泉で透明だが
やや黄褐色のお湯がかけ流しにされ、湯舟から溢れている。
内湯には温度の違う二つの浴槽とサウナに水風呂があり、
海に向かって大きく窓が切られているので、明るくて開放感がある。

露天風呂

露天風呂も適温に設定されており、海を見ながらゆっくりと浸かることができた。
前が国道5号線なので車の通行量が多く、多少騒音が気になるが
満足できる温泉だった。

入浴料も450円と安い。
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知内温泉の旅館「ユートピア和楽園」の温泉は
開湯八百年の歴史を誇る北海道最古の温泉だ。

知内温泉

本館は最近建て直したようだが、浴室棟はかなり古そうだ。
(古いと云っても鉄筋コンクリートの建物なので40年位か?)

北海道最古の温泉 知内温泉入口

源泉が65度くらいの高温の温泉がそのままかけ流しになっているので、
浴室の中はまるでミストサウナみたいに湯気が充満している。
浴槽の岩には湯華(ゆばな)が石化してこびり付いているし、
床も石化した湯華が幾重もの段をなしており、でこぼこして歩き辛いくらいだ。

 湯気で真っ白

浴槽のお湯も45度くらいはありそうで1分と浸かっていられなかった。

歴史を感じさせる秘湯ではあったが、お湯が熱過ぎて私には向かない温泉だった。
入浴料は430円。
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飯綱高原にある「むれ温泉 天狗の館」は霊仙寺湖畔の景色の良い温泉だ。

天狗の館

館内には飯綱のシンボルである天狗の置物があちこちにあり、
チョット異様な感じがした。

館内

浴室や露天風呂・ロビーなど建物の各所から霊仙寺湖の向こうに
飯綱山・霊仙寺山・黒姫山・赤倉山・妙高山を見渡すことができる。
建物は景色を楽しめるように西側に開口部を大きく採っているので、
天気の良い日は西日が眩しいのが難点だが…。

景色

お風呂も当然、西向きなので景色は良いが、
浴槽に浸かっていると西日が眩しかった。

内湯

内湯は浴槽が二つあり、熱めのお湯と温めのお湯に分けてある。
温めの浴槽には気持ちよく浸かれたが、
熱い方の浴槽は私には熱すぎてのんびりできなかった。
泉質はナトリウムやカルシウム塩化物を豊富に含んだ炭酸水素冷鉱泉で
源泉の温度が低いので加熱しており、循環式になっている。
掛け流しではないので、露天風呂には虫の屍骸やタンポポの種などが浮いており、
あまり気持ちが良くなかった。

露天風呂

リゾート地の場合はどうしても虫の屍骸等が入るので、
掛け流しにできなければ無理して露天風呂を造らなくとも良いのではと思った。

入館料は500円で第3火曜日が定休日。
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 2009年05月 28日

 九十九里浜  太陽の里


九十九里浜の一松海岸沿いに
「太陽の里」という温泉施設があるので行って来た。

九十九里有料道路の長生インターの入口にある便利な場所で温泉のほかにも
ホテル・ペンション・レストラン・売店などの施設が揃う大規模な施設だ。

太陽の里

温泉施設もかなり大規模で内湯にはサウナが2ヵ所あり、
露天風呂も大小六つの浴槽がある。
お湯も2種類あり、透明な海洋水と赤褐色の天然温泉を浴槽ごとに分けてある。

内湯 
露天風呂1 露天風呂2

帰りの時間も考えねばならず、全部の浴槽に浸かることはできなかったが、
入浴後の館内着とタオル類もセットになっており、
入館料が1890円と高いのは難点だが、時間があれば1日のんびりと過ごせそうだ。

砂風呂

別に砂風呂もあるらしいが840円の別料金が必要とのこと。


オーシャンスパ九十九里 “太陽の里” 公式サイト



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国道299号線から1キロほど細い道を入った所にあるが、
途中の国道沿いには目立つ看板が立てられているのに、
肝心の国道からの入口には小さな標識しかないので、
注意していないと見過ごしてしまいそうだ。

ここは軍需用の鉄鉱石を掘り出していた諏訪鉄山跡地から湧出した温泉で、
単純泉の多い蓼科地区には珍しいナトリウム-塩化物・炭酸水素塩・硫酸塩温泉で
神経痛・筋肉痛・関節痛等に効能があるそうだ。

石遊の湯遠景 石遊の湯入口

透明だが良く見ると赤茶けた色をしており、64度の高温の温泉を水で薄めずに
掛け流しにしているので、身体には良さそうな気がする。

屋根付の露天風呂 露天風呂

内湯はなく、屋根付きの露天風呂と屋根のない本来の露天風呂があって、
それぞれ湯温の設定を変えている。
洗い場は2棟建っている小屋の中にあり、それぞれ3人が利用できるように
なっているが、通年営業の施設なので冬の防寒対策のためのようだ。
洗い場にはボディソープは置いてあったが、シャンプーはなかったので、
購入(100円)するか持参するかしなければならない。

洗い場

森の中の立地で、近くを川が流れているので、たくさんの虫が飛んでおり、
湯舟に落ちてきて浮いているのが気になった。


入湯料は500円で第1・第3水曜日が定休。
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南相木村に滝見の湯という立ち寄り温泉があるのは以前から知っていたので、
隣の川上村まで行ったついでに寄ってみた。

南相木村・滝見の湯

入館料が350円と良心的な料金の割には館内の清掃も行き届いており、
清潔で気持ちの良い施設だった。

滝見の湯入口

内湯は二つの浴槽があり、お湯の温度が41度と42度に設定されているが、
42度は私には熱過ぎてゆっくりと浸かっていることはできなかった。
41度は適温だが、どうせ温度を変えるなら、
一つは39度とか40度位の温いお湯にして欲しかったと思う。

内湯

個人的な好みではあるが、40度位の温いお湯に長時間、
ゆっくりと浸かっていられたら幸せな気持ちでいられるのだが…。
(露天風呂も41度の設定だった。)

露天風呂

パンフレットによれば、その名の通り浴室から滝を望めることに
なっているのだが、内湯からも露天風呂からも滝は見えなかった。
もしかしたら女湯からしか見られないのかもしれない。

採れたての山菜

帰りに気がついたが、
玄関脇には地元で採れたと思われるフキやタラノメが売られていて、
やはり良心的な値段が付けられていて好ましく思った。

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福島・宮城・岩手と3県にまたがる現地調査だったので
中間の宮城県の温泉に泊ることにした。

私好みの古い小さな温泉旅館では一人の宿泊は断られることが殆どなので、
どこかの大きなホテルに泊ろうと思いついたのが仙台の秋保温泉だ。

名取川の峡谷沿いに大きなホテルが建ち並んでいるが、
その中でも最も大きな秋保グランドホテルに電話してみると、
一人でも泊れますとの返事だった。

秋保グランドホテル1 秋保グランドホテル2

早速、チェックインしてみると部屋はシングルのベットルームで
ビジネスホテルと変わらない広さだ。

1泊2食付で8150円の料金では仕方がないところだろう。
食事は2食ともバイキング形式で品数は多いが、
味はいまいちなのも仕方がないのか?
泊れただけでも良しとしよう。

秋保グランドホテル大浴場1 

お風呂は本館と別館に各一箇所あるが、建物の大きさに比べて小さい気がした。
お湯はかけ流しではなく、循環式になっており、源泉の温度が高いので
水も加えられていて少しがっかりした。

秋保グランドホテル大浴場2

やはり、もっと前もって調べて、自分好みの温泉宿を予約しておくべきだった
と後悔している。
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 2009年04月 21日

 下田 蓮台寺温泉 石橋旅館


創業以来130年の歴史を誇る下田・蓮台寺温泉の
老舗旅館である石橋旅館に泊まった。

石橋旅館

重厚で格式の高い玄関部分と客室棟は小高い山を挟んで隔てられているので、
フロントで受付を済ませるとトンネルを抜けて客室へ行くことになり、
なにやら違う世界へ行きそうで不思議な雰囲気がする。

フロント トンネル

クアホテルとして宣伝しているので、お風呂は気泡湯、打たせ湯、寝湯、
箱蒸し風呂、露天風呂と揃ってはいるが、施設としては古めかしく、
普通の温泉旅館のお風呂と大差はないように思った。

 

むしろ、ここの温泉の良さはその泉質にあり、単純泉ではあるが、
非常に柔らかいお湯で、長時間、心地よく浸かっていられることで、
近くの下賀茂温泉や熱川温泉等のお湯と比べると違いが良くわかる。
(個人的な見解だが…)

 

格安の料金で泊った割には食事もまずまずで、豪華とは言えないが
刺身・揚げ物・鍋物・酢の物・焼き物・茶碗蒸し・食後の果物など
一通り揃っていてまあ満足できる宿だった。

食事

翌朝も早起きして温泉にゆっくり浸り、お腹を空かせてからの朝食だったので、
美味しくいただくことができた。
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