2013年07月 26日
群馬県渋川市 小野上温泉 さちのゆ
長野県の上田市から北軽井沢へ向う途中に
真田の市街地を通過するのだが、
真田では『十割手打ちそば処 福田』で食事をすることに決めている。
十割手打ちそば処 福田
国道からは脇へ外れるので、わかりにくい場所にあるが、
観光客と地元客で賑わっている。
この店の蕎麦は上田地域産の玄そばを石臼で自家製粉し、
つなぎを使わず水だけで打った十割そばだが、
十割そばとは思えないほどのどごしの良い滑らかな蕎麦だ。
私はどちらかというと多少ボソボソした感じで
太目の田舎風のそばが好きなのだが、
ここの蕎麦はここの蕎麦で非常に美味しくいただいた。
もりそば並盛り
いつもはもりそばの並盛りを注文するのだが、
今日は比較的空腹だったので大盛りを注文してみたら、
あまりの量の多さにびっくりした。
もりそば大盛り
この店のもりそばは並盛りでも300gあり、
大盛りはなんと550gもあるそうだ。
並盛りが900円で大盛りは1350円と良心的な価格設定も嬉しい。
先日行った飛騨荘川のそばが大盛りで270gしかなく
1700円もしていたのに比べるとなんという安さだろう。
とても食べ切るのは無理だろうと思ったが、
美味しいので完食することができて大満腹で北軽井沢へ向った。
北軽井沢からの帰りは旧小野上村の美人の湯として有名な
小野上温泉にある公営の立ち寄り温泉施設『さちのゆ』へ寄ってみた。
小野上温泉さちのゆ
かなり大きな建物で館内には
ロビー・売店・レストラン・大広間・中広間があり
多くのお客さんで賑わっていた。
足湯もある
浴室には露天風呂と内湯にサウナがあるが、
内湯は温度の異なる二つの湯舟にわかれている。
内湯
熱い方が42.7度でぬるい方が41.1度と表示されていたが、
ぬるい方の湯舟はたぶん39度くらいだと思う。
私の好みの温度でゆっくりと長時間浸かることができてこちらも大満足だ。
露天風呂
営業時間は朝9時から夜9時までで定休日は毎月20日。
料金は2時間までが400円。6時間までは800円だ。
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2013年07月 23日
ひだ荘川温泉 桜花の湯
ひるが野への現地調査の途中の
旧荘川村で蕎麦を食べて行くことにした。
蕎麦正
いつも駐車場には他府県の車がたくさん止まっているので、
一度は寄ってみようと思っていた『蕎麦正』という店だ。
店内
まだ昼前だが十割そばは売り切れだというので、
二八の源流そばを注文したが
1人前が1,000円で135gしかないとのことなので、
大盛り(270gで1,700円)を注文してみた。
源流そば
大盛りで270g
地ものの蕎麦を石臼で挽き、清流庄川の源流水で打った手打ちそばは
冷たい水で締められていて、それなりに美味しかったが料金が高過ぎると思った。
少し量の多い店なら270gは1人前だ。
桜花の湯
温泉は以前にも寄ったことのある道の駅『桜の郷荘川』にある
立ち寄り温泉『桜花の湯』に浸かって行くことにした。
入浴料は700円でタオルが付いているので、手ぶらで寄っても大丈夫だ。
ここの温泉は地下1,174メートルから49.1度のお湯が自噴している
珍しい温泉で、泉質はナトリウム・炭酸水素塩泉だ。
お湯は無色透明でサラッとしたお湯で、
神経痛や筋肉痛・間接痛等に効能があるそうだ。
内湯
この日は非常に天気が良く気温も30度を超えていて、
露天風呂へ向う通路の床がやけどしそうなくらい熱くなっていて
大変な思いをした。
屋根の下に居れば直射日光は遮られるが、のんびりと浸かってもいられない。
やはり露天風呂は雨の日の方が風情があって好ましいと思った。
露天風呂
風呂上りに館内の食事処でざるそばを頼んでみたら、
味が午前中に食べた『蕎麦正』の源流そばと殆んど同じだった。
心打亭ざるそば
こちらのそばも近くにある『心打亭』という店のそばで、
やはり地元の蕎麦を使い、石臼で挽き、
庄川の水で打った手打ちそばなので、
同じような味になるのは不思議では無い。
ざるそば
料金は1人前が750円で
蕎麦正の1人前より5割増し位の量があるので、
こちらの方が割安だ。
今後、荘川地区で蕎麦を食べる時は
『心打亭』に決めることにした。
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2013年07月 19日
北海道白老町 ポロト温泉
ポロト温泉は白老町の市街地の近く、
白老駅からは徒歩10分ほどの場所に位置する便利な日帰り温泉だ。
ポロト湖
建物はポロト湖の湖畔に建てられており、
眺めの良い湯舟に浸かることができると期待していたが、
入ってみると内湯だけの施設で、せっかく湖に面した立地にもかかわらず、
浴室の窓は曇りガラスになっていて景色は見られなかった。
ポロト温泉
窓の外は湖で、通行人が居るわけでもなく、
覗かれる心配もないのに何故だろうと思ってしまう。
あまりにも勿体無い気がした。
温泉も湯舟からはお湯がどんどんと溢れ出しており、
加温も加水も一切無い100パーセント源泉のままの掛け流しで
贅沢な感じは受けるが、お湯が真っ黒な色をしているうえに非常に熱い。
手にすくってよく見ると黒ではなく茶色だったが、好ましい色ではない。
お湯の温度も43度くらいはありそうで、長く浸かっては居られない。
黒い湯舟
泉質は単純泉だが、ここのお湯はモール温泉といって
植物由来の有機質を含んでいるので、肌触りがトロリとしていて
浸かっていると肌がスベスベとしてくるくらいのイイお湯で、
もう少しゆったりと浸かっていたかったのにと残念に思った。
さらにシャワーから出るお湯も源泉をそのまま使っているらしく、
湯桶に汲むと麦茶のような色をしているので、
体はともかく、洗髪するには抵抗を感じた。
利用料金は400円と格安だ。
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2013年06月 28日
北海道 然別湖畔温泉 ホテル風水の湯
然別(しかりべつ)湖は大雪山国立公園内に位置する天然の湖で、
この湖に陸封された『ミヤベイワナ』はエメラルドグリーンに彩られた魚体に
ピンクやオレンジの斑点を散りばめられた非常に美しい魚で
湖の宝石と云われ北海道の天然記念物に指定されている。
然別湖
その然別湖畔に建つホテル風水のお風呂に入浴させてもらうことにした。
日帰りの利用料金は1000円だがタオルが付いているので、
ホテルの温泉としてはそれ程高く感じない。
ホテル風水
内湯・露天風呂ともに湖を一望する眺めの良い湯舟になっている。
泉質は空気に触れると茶褐色に濁る含硫黄―ナトリウム―塩化物泉で
源泉の温度が70度以上あるそうだ。
露天風呂
100パーセントの源泉掛け流しだが、お湯がかなり熱かった。
眺めが良いのでゆっくりと浸かっていたかったが、
一分も浸かっていると熱くて我慢ができなくなってくる。
展望風呂
流石に北海道で標高も八百メートル位はある場所なので、
露天風呂から上がって外気に触れていると涼しくなるが、
再び湯舟に浸かるとまた直ぐに熱くなるので、また湯舟から出ることになる。
忙しくて、のんびりと景色を楽しむ余裕がなかったのは残念だ。
内湯の泡風呂
内湯の展望大浴槽も同じ状況だが、小さい湯舟になっている泡風呂は
38度から39度位で、私には適温だった。
この湯舟のお湯は濁りが薄く透明に近い色をしていた。
たぶん相当な量の水を加えていると思われる。
こちらは希望通りゆっくりと浸かれるのだが、
窓際から離れているので景色は少し物足りなく感じた。
完全に満足できる温泉は少ないものだと思う一日だった。
帰りの道中の展望台駐車場では、キタキツネに行く手を阻まれて困った。
キタキツネ
キツネの方から車に寄って来るので轢いてしまいそうでゆっくりと離れるのだが、
直ぐ横を付いて来る。
車から降りても逃げる様子もない。
良く見ると痩せているようで、腹を空かせているのかなと思えた。
痩せたキタキツネ
駐車場に居て人間から餌をもらうことに慣れてしまい、
自然の中で捕食することができなくなったのかもしれない。
なんとなく哀れに思う。
更にとかち帯広空港近くの旧幸福駅ではエゾリス?が
目の前の木を上ったり下りたりしているのを見かけた。
エゾリス?
流石に北海道の自然は豊かだ。
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2013年06月 19日
会津 磐梯山麓 押立温泉
福島県の天栄村から会津の磐梯町へ向かう途中で
会津若松市街を通過するので、会津若松の有名な蕎麦屋さんの
『桐屋 権現亭』でお昼にすることにした。
店内の様子
桐屋権現亭
ここは観光客で賑わう店で、料金設定もかなり高い方だが味もいい店だ。
こだわりのそばの中から、その年の一番良いそばを選び
石臼で挽いた十割そばである『会津頑固そば』を注文した。
会津頑固そば
料金は一人前で1,500円とそばの単品としてはかなり高額だが、
レタスのサラダとキュウリの浅漬けが付いていて、
薬味のワサビには生のワサビを使っていることを考えると
ギリギリ許せるところか。
ワサビは生をおろす
新そばの時期と比べるとやや物足りないが、
味も香りもしっかりしており美味しくいただくことができた。
帰りは磐梯山の麓にある押立温泉の『住吉館』で入浴させてもらうことにした。
ここは大正の時代に開湯された湯治場だった旅館だが、
2年ほど前に浴室が改装されて新しくなった。
押立温泉住吉館
源泉は無色透明の単純泉と空気に触れると濁り湯になる
ナトリウム−炭酸水素・塩化物泉の2種類があり、
各湯舟ごとにそれぞれが違う色をしたお湯になっている。
内湯は熱湯とぬる湯の二つの浴槽に仕切られており、
熱湯は無色透明だがぬる湯の方は少し濁った色をしている。
左が熱湯で右がぬる湯
すぐ外には屋根のある半露天風呂があるが、
こちらのお湯は白濁というまで白くは無いが、
灰色に濁っていて温度はかなりぬるい。
いずれも源泉掛け流しのお風呂で、湯舟が広くないので
浸かるたびにお湯が大量に溢れ出て非常に気持ちが良い。
半露天は灰色に濁っている
外の一段高いところには露天の庭園風呂があり、
こちらは混浴になっているそうだ。
お湯は無色透明で掛け流しになっているが、
湯舟が広いので浸かってもお湯がザザーと溢れ出るほどでもなく、
浮いている葉っぱや虫や毛虫がなかなか流れていかないので、
直ぐに内湯へ戻ることにした。
夜はランプの灯りで入浴する
日帰りの利用料金は800円。
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2013年06月 13日
信州 木曽温泉
近くを通ったついでに
十数年振りに木曽温泉に寄ってみた。
ホテル木曽温泉
以前は内湯だけの温泉宿だったが、
今は小さいながらも露天風呂が造られていた。
定員が3人くらいの檜の浴槽と、
昔、寒天を煮るのに使われていたという釜風呂があるが、
こちらは1人用か?
檜の露天風呂(左)と釜の露天風呂(右)
どちらも屋根の無い純粋の露天風呂なので、
雨が降っているときは濡れながら浸かることになるが、
それはそれで風情があって好ましく思った。
内湯
内湯が循環式を採用しているのに対して、
露天風呂は完全な掛け流しになっており、湯舟が小さいので、
浸かると大量のお湯がザザーと溢れ出し、贅沢な気分を味わえる。
山間にある露天風呂の表面には
虫の死骸や枯れ葉などが浮いていることが多いが、
溢れ出たお湯と一緒にすべて流れ出てしまうので
非常に気持ちよく温泉に浸かることができた。
泉質
泉質はナトリウム・マグネシウム・カルシウム−炭酸水素塩・塩化物温泉で
御嶽山周辺の温泉特有の茶褐色に濁った温泉だが、
温度が40度を下回るくらいでなので、
ゆっくりと長湯を楽しむことができて大満足だ。
日帰りの入浴料は600円と
ホテルにしては良心的な設定なのも嬉しい。
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2013年05月 31日
仙台 秋保(あきう)温泉 森林の湯
仙台駅で安比高原のマンションの売買契約を締結した後に、
秋保温泉の現地調査。
秋保の温泉街を過ぎて、秋保大滝の手前で
『秋保草庵』という蕎麦屋さんを見つけたのでお昼を食べることにした。
『秋保草庵』外観
入店してお品書きをみると、冷たいそばは750円のもりそば(二八そば)と
900円の生粉打ちそば(水以外につなぎを使わない十割そばのこと)の
2種類しかなかったので、両方とも食べようと思い、
もりそばと生粉打ちそばを1枚づつ注文したら、
店の人がもりそばとおかわりそばにした方がお得ですよと教えてくれた。
店内の様子
おかわりそばは500円なので、もりそばを注文して、
おかわりを生粉打ちそばにすれば1250円で済みますとのことだ。
自分では750円と900円の合計で1650円を払うつもりでいたのに
400円も安く済むなんて、非常に得をした気分だ。
二八のもりそば(左)と生粉打ちそば(右)
先にもりそばが出てきたが一口食べて驚いた。
固めでやや太目のこしの強いそばは、私の好みにピッタリと合っており、
大変美味しかった。
もりそばが予想外に美味しかったので、
後に出てきた生粉打ちそばの味は印象が薄く、
記憶に残っていないくらいだ。
薬味はワサビ漬け
次に仙台へ来る機会があれば、
今度もこの店で、もりそばを大盛りで食べたいと思っている。
秋保温泉には大きなホテルが多数あり、
それぞれ日帰り入浴の受け入れをしているが、
料金が高い所が多いので、
500円で入浴できる森林スポーツ公園内にある
『森林の湯』へ行ってみることにした。
森林の湯
入り口手前には足湯とペット用のお風呂があり、
館内には内湯と露天風呂がある。
足湯(左)とペット用(右)
早速、内湯へ行ってみると、掛け流しがセールスポイントらしく、
お湯が景気良く、湯舟から溢れているのは良かったが、
浸かってみると非常に熱くて1分と浸かっていられない。
湯舟の中に温度計があったので見てみると44度もあった。
内湯
これではとても浸かっていられないと思い、外の露天風呂に浸かったが、
やはり同じくらい熱い。源泉の温度が46度と表示されていたので、
ほぼ源泉のまま加水も冷却もしないで供給されているのだろうか。
露天風呂
平日で私の他に客も見なかったので、苦情もなかったのだろうが、
明らかに温度の調整ミスだと思われる。
結局、我慢して30秒ほど湯舟に浸かって帰ってきた
残念だ…
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2013年05月 20日
信州高山村 山田温泉の大湯
今日は黒姫・妙高方面の現地調査。
黒姫高原といえば信州そばの中でも特に美味しいと評判の
『霧下そば』の産地として有名だ。
そばが育つ8月、9月は寒暖の差が大きく、黒姫山麓は霧につつまれ、
美味しさを増していき、香り高く青味の強い、風味豊かなそばになるとのこと。
当然、昼食はそば屋に寄るつもりで仁之倉地区を走行していると
『霧下そば 仁の蔵』の看板が目に付いたので寄ることにした。
看板
この店は仁之倉生産者組合の直営店で、100パーセント地粉を使用している。
メニューを見ると、冷たいそばはざるそばと天ざるしかないので、
ざるそばの大盛り(1,000円)を注文してみた。
ざるそば大盛り
ちょっと嬉しかったのは、そばの他に
菜の花のおひたし・沢庵漬け・そば団子が付いてきたことだ。
特にそば団子は熱々で香ばしい味がしていて、
次回は単品で(8個で300円)注文しようかと思うほど美味しかった。
そば団子が2個付く
石臼で挽き、手打ちされた二八(にはち)のそばは冷水でほど良くしめられて
美味しくいただいたが、こころもち水分量が多いのか、少し水っぽい味がした。
しかし、そばの量も多く、充分満腹できて大満足だ。
帰りは以前立ち寄った時に月に一度の定休日に当たってしまい入れなかった
山田温泉の共同浴場『大湯』に浸かっていくことにした。
山田温泉は開湯200年の歴史を誇る名湯で温泉街の中心に建つ『大湯』は
入母屋の屋根に唐破風を持つ黒い木造の風格のある建物だ。
大湯
入り口前の広場には掛け流しの足湯が設けられていて、
一度に20人くらいで利用できそうだ。
入り口前の足湯
内湯はそれ程広くはないが湯舟が二つあり、あつ湯とぬる湯に分かれている。
源泉の温度か高いのでどちらも加水され温度調整されているが、
掛け流しで気持ちよく浸かれた。
ぬる湯は39度から40度位で丁度良かったが、あつ湯はかなり温度が高く
浸かることができなかった。
内湯あつ湯
珍しいのは洗い場には蛇口がなく、木の樋にお湯を通してあり、蛇口の代わりに
木の板を栓にしていて、手前に引くとお湯が流れ落ちる仕組みになっている
ことで、歴史を感じさせてくれる温泉だ。
洗い場
入浴料金は300円と安いが、
共同浴場なのでシャンプーや石鹸は置いていない。
風情のある脱衣所
営業時間は6時から21時。
定休日は毎月第3水曜日。
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2013年05月 17日
軽井沢 千ヶ滝温泉
今日は秩父から長野県の上田へ行き、最後は軽井沢の現地調査の予定だ。
秩父を済ませて上田の物件へ向かって行くと、鹿教湯温泉の入り口で
手打ち十割そば『奈賀井』という店を見つけたのでお昼を食べることにした。
メニューを見て、各種の十割そばの中から深山二色そばを注文した。
深山二色そば
これは発芽田舎そば(黒い皮が付いたままのそばの実を発芽させて
そばに仕上げたもの)と、白い更科そばの盛り合わせで1,680円と
田舎のそば屋さんにしては、なかなかの値段設定だ。
そばの実を発芽させると糖化酵素の働きで甘みが増加し、
餅のような粘りのある食感を味わえる
と説明されたが、普通の十割そばとの違いはわからなかった。
それでも田舎そばはそばの香りが強く美味しいと思った。
更科そば(左)と発芽田舎そば(右)
できればもう少し太くて硬めが私の好みだが、一応合格点だ。
他にも発芽粗挽きそばや挽きぐるみそば・炭そば・韃靼そば等
色々な十割そばがあるので、もう一度来ようと思う。
その後、軽井沢の調査が終わり、
今日はどこの温泉に浸かって帰ろうかと考えたが、いつもなら
浅間山の北側の草津・万座・鹿沢等の著名な温泉に行くのだが、
今から浅間山を越えていくのは面倒なので、
軽井沢千ヶ滝温泉に寄ってみることにした。
軽井沢ということで混み合っているのかと思ったが、
西武の千ヶ滝別荘地の中にある温泉のせいか予想より空いていた。
平日料金で1,100円と高いのは軽井沢料金で仕方がないのだろうか?
外の庭園露天風呂(左)と掛け流し露天風呂(右)
浴槽は内湯の他に屋根付き露天風呂と庭園露天風呂あり、
屋根付き露天風呂だけが掛け流しで、他は循環式になっている。
広い内湯
内湯の湯舟はかなり広く、窓が大きいので開放感があって
非常に気持ちよく浸かることができた。
泉質はナトリウム−炭酸水素塩・塩化物泉で
神経痛や筋肉痛に効能があるとのこと。
無色透明のお湯で熱からず、温からずの適温に調整されており、
ゆっくりと長湯を楽しむことができた。
入浴料には土日や特別日の設定があり、
1,200円から1,500円と平日より高い料金が設定されている。
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2013年04月 16日
鹿沢温泉 紅葉館の雲井乃湯
長野県菅平高原から群馬県の嬬恋村へ向かっている途中で
お腹がすいたので昼食をとることにし、
鹿沢温泉の紅葉館が手打ち蕎麦の店を出していることを思い出したので
行ってみた。
建て替え中の紅葉館
鹿沢温泉はかつては共同浴場や数軒の旅館があり賑わっていたが、
大正時代の大火で消失し、現在は紅葉館だけが残っている。
紅葉館は建て直しの最中だったが、蕎麦屋と温泉浴場は営業していたので
早速入店し、もりそばの大盛り(900円)を注文した。
ここの蕎麦屋は大阪堂島の『喜庵』から暖簾分けされており、
『上州喜庵 雨過山坊』という屋号が付いている。十割そばもあるが、
注文を受けてから打つのだそうで、普通は二八のそばである。
それでも田舎風のそばで、かなり太めに切ってあり、
コシがあって歯ごたえの良い美味しいそばだった。
食べながら店内を見回すと
風呂ともりそばのセットで1,100円と書いた貼り紙が目に付いたので
『大盛りとのセットはいくらですか?』と訊ねたら1,300円とのことだったので、
当初は予定していなかった温泉にも浸かっていくことにした。
この温泉の源泉は『雲井乃湯』と名付けられているが、
源泉掛け流しは当たり前だが、加水も過熱もしておらず、
湧出したそのままの状態のお湯が檜の湯舟に適温で注がれている。
泉質はマグネシウム・ナトリウム-炭酸水素塩泉で
神経痛や筋肉痛等に効能があるそうで、
少し茶褐色お湯の中に茶色の湯の花が浮かんでいる。
湯舟の渕には湯の花が堆積しへばり付いており、
温泉成分の濃さを感じさせてくれ、秘湯感が漂っている。
洗い場には蛇口の一つもなく湯桶が置いてあるだけだ。
勿論シャワーも無いが、もう一つの源泉である『竜宮の湯』が
打たせ湯として落ちているので、シャワーの代わりにはなるが、
こちらのお湯はややぬるめである。
もう一つ打たせ湯の隣に冷たい水が落ちているが、
こちらは何に使うのか不明だが、
夏場で湯舟のお湯が熱い時に調節するためのものだろうか?
紅葉館は日本秘湯を守る会の加盟旅館だが、浴室の入り口には
日本温泉協会の完全掛け流しの証であるプレートが貼ってあり、
源泉からの距離・泉質・新湯注入率等6項目のすべての評価が五つ星だったが、
全項目が五つ星の温泉は全国でも十数ヶ所しかないそうである。
設備は何も無いが、秘湯愛好者にはたまらない魅力のある温泉だ。
お風呂だけの入浴料は500円だそうだ。
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