2009年10月 16日
ミッレミリア 2009 (La Festa Mille Miglia 2009)
カテゴリー: 東京・表参道スケッチ
記入者: cats
1927年に北イタリアの古都ブレシアで誕生した
世界で最も美しいクラシックスポーツカーの祭典“Mille Miglia”
?ミッレミリア?(イタリア語で1000マイル)の姉妹イベントとして
1997年に初めて日本で開催されたミッレミリア(La Festa Mille Miglia)は
毎年秋に開催されているクラシックスポーツカーの祭典です。
13回目を迎える今年は、10月10日土曜日正午、東京原宿明治神宮をスタートし、
福島県裏磐梯?栃木県ツインリンクもてぎ、
そして東京原宿明治神宮に10月13日火曜日にゴールという1000マイルのコース。
そして、この大会に参加できるのは
厳しい条件をクリアした由緒正しいクラシックカーだけなのです。
年式の古い順番にナンバーがつけられ、古い車から順次スタートします。
ちょうど昼休みだったので、この由緒正しい車たちを見ようと会社を出たのですが、
スタート時間には間に合わず、
表参道の交差点に到着した時には10台ほどが通り過ぎたあとで、
No.11の1925年式ロールスロイスが信号待ちをしていました。
次に信号待ちで止まったのはNo.32の1949年式MG・TC
後ろのキャリアに積んでいるヴィトンの旅行鞄がいい雰囲気を出してますー。
さて、イタリアのスポーツカーといえば赤!
左から、1949年式のOSCA・MT4と、同じく1949年式のチシタリア202SC
No.35のOSCAは、マセラティ兄弟が1947年に立ち上げたレーシング・コンストラクター。
No.36のチシタリア202は、フェンダーとボディを初めて一体化した
ピニンファリーナデザインのクーぺで、ニューヨーク近代美術館(MoMA)に、
自動車として史上初の永久展示となっています。
さらに赤いイタリア車が続きます。
左から1949年式フィアット・シギノルフィ1100、1950年式フェラーリ195インター、
黒い車はイギリス車、1950年式ヒーレー・シルバーストーン
No.38フィアット・シギノルフィは、スタンゲリーニやフェラーリで
ワークス・ドライバーであったシギノルフィ自身の名前を冠とした車。
No.39フェラーリ195インターは、豪華な印象のクーペボディです。
ヒーレー・シルバーストーンは、イギリス車らしからぬワイルドな外観。
生産台数が極めて少なかったのに世界中に熱心なファンがいて、
現在では貴重なコレクターズアイテムとなっている車です。
No.72は、1956年式ポルシェ356スパイダー
このポルシェ356タイプは、今でも現役で走っている車が多いようで、
天気のいい日に街でさっそうと走っているのを見かけますね。
こんなクラシックカーレースに出るような車なのにかかわらず
まだ現役で走っている車が何台も存在していることに驚くばかりです。
※この車をはさんで数台前に堺正章さんの乗ったフィアットが、
2台前にパンツェッタジローラモさんが乗ったトライアンフTR3が、
そして2台後に近藤真彦さんの乗ったアルファロメオが通過していたのでした??
手を振るのに一生懸命で全然気がつきませんでした・・・(^^;
No.85は、ご存知、メルセデス・ベンツ300SL
ナンバープレートもちゃんと「300」にしてるところに
オーナーのこだわりを感じます。
左から1958年式トライアンフTR3A、 1959年式フィアット500スポーツ
白の1957年式BMW507ロードスターは違う車線に入ってしまい、
早くもコースアウトか!?と心配しましたが、
なんとか無事に切り抜けたようです。
No.94は、1959年式アームストロング・シドレー
やたら大きな車です。
このシドレー社、飛行機のエンジンと高級車を造っていた会社で
ロールスロイス社と合併した後、吸収されて名前が無くなったということです。
この車が参加車の中で一番乗り心地が良さそうですね♪
1960年式アルファロメオ・ジュリエッタSSと
1960年式フィアット・アバルト・850SS・レコルト・モンツァ・クーペ・ザガート
No.95のアルファロメオ・ジュリエッタSSはベルトーネのデザイン。
他のジュリエッタ・シリーズとはかなり違った感じの車です。
フィアット・アバルトは、メルセデスにおけるAMG、BMWにおけるMのような、
フィアットにおけるチューンド・マシーン。
No.96は、後姿もキュートで魅力的♪
(後ろ姿の写真は見とれていて撮れなかった・・・)
1リットルに満たないエンジンを搭載した小さな車体で、
大排気量マシンを追いかけまわし、数々のクラス優勝や総合優勝を制覇し、
その姿から”ジャイアント・キラー”と呼ばれた車です。
ラストの1台は、1967年式ロナート・ジャガーW152
後ろ姿しか撮れませんでしたが、ブリテッシュグリーンが印象的なこの車は
アーサー・ウオルステンホームがドイツのメルスデス・ミュージアムを 訪れた時に
メルスデスのレーシングカーに魅了されてできた車で
ロナートという名も彼の妻・ロナと彼自身のアーサーという名を合わせた替え字の謎かけだとのこと。
名前まで洒落てますね。
スパイダー・エンジニアリングとジャガー社との契約により、
70台ほど造られた車の1台です。
こうして、100台ほどのステキな車たちは
あっという間に六本木方向に走り去っていきました。
La Festa Mille Miglia 2009 公式サイト
世界で最も美しいクラシックスポーツカーの祭典“Mille Miglia”
?ミッレミリア?(イタリア語で1000マイル)の姉妹イベントとして
1997年に初めて日本で開催されたミッレミリア(La Festa Mille Miglia)は
毎年秋に開催されているクラシックスポーツカーの祭典です。
13回目を迎える今年は、10月10日土曜日正午、東京原宿明治神宮をスタートし、
福島県裏磐梯?栃木県ツインリンクもてぎ、
そして東京原宿明治神宮に10月13日火曜日にゴールという1000マイルのコース。
そして、この大会に参加できるのは
厳しい条件をクリアした由緒正しいクラシックカーだけなのです。
年式の古い順番にナンバーがつけられ、古い車から順次スタートします。
ちょうど昼休みだったので、この由緒正しい車たちを見ようと会社を出たのですが、
スタート時間には間に合わず、
表参道の交差点に到着した時には10台ほどが通り過ぎたあとで、
No.11の1925年式ロールスロイスが信号待ちをしていました。
次に信号待ちで止まったのはNo.32の1949年式MG・TC
後ろのキャリアに積んでいるヴィトンの旅行鞄がいい雰囲気を出してますー。
さて、イタリアのスポーツカーといえば赤!
左から、1949年式のOSCA・MT4と、同じく1949年式のチシタリア202SC
No.35のOSCAは、マセラティ兄弟が1947年に立ち上げたレーシング・コンストラクター。
No.36のチシタリア202は、フェンダーとボディを初めて一体化した
ピニンファリーナデザインのクーぺで、ニューヨーク近代美術館(MoMA)に、
自動車として史上初の永久展示となっています。
さらに赤いイタリア車が続きます。
左から1949年式フィアット・シギノルフィ1100、1950年式フェラーリ195インター、
黒い車はイギリス車、1950年式ヒーレー・シルバーストーン
No.38フィアット・シギノルフィは、スタンゲリーニやフェラーリで
ワークス・ドライバーであったシギノルフィ自身の名前を冠とした車。
No.39フェラーリ195インターは、豪華な印象のクーペボディです。
ヒーレー・シルバーストーンは、イギリス車らしからぬワイルドな外観。
生産台数が極めて少なかったのに世界中に熱心なファンがいて、
現在では貴重なコレクターズアイテムとなっている車です。
No.72は、1956年式ポルシェ356スパイダー
このポルシェ356タイプは、今でも現役で走っている車が多いようで、
天気のいい日に街でさっそうと走っているのを見かけますね。
こんなクラシックカーレースに出るような車なのにかかわらず
まだ現役で走っている車が何台も存在していることに驚くばかりです。
※この車をはさんで数台前に堺正章さんの乗ったフィアットが、
2台前にパンツェッタジローラモさんが乗ったトライアンフTR3が、
そして2台後に近藤真彦さんの乗ったアルファロメオが通過していたのでした??
手を振るのに一生懸命で全然気がつきませんでした・・・(^^;
No.85は、ご存知、メルセデス・ベンツ300SL
ナンバープレートもちゃんと「300」にしてるところに
オーナーのこだわりを感じます。
左から1958年式トライアンフTR3A、 1959年式フィアット500スポーツ
白の1957年式BMW507ロードスターは違う車線に入ってしまい、
早くもコースアウトか!?と心配しましたが、
なんとか無事に切り抜けたようです。
No.94は、1959年式アームストロング・シドレー
やたら大きな車です。
このシドレー社、飛行機のエンジンと高級車を造っていた会社で
ロールスロイス社と合併した後、吸収されて名前が無くなったということです。
この車が参加車の中で一番乗り心地が良さそうですね♪
1960年式アルファロメオ・ジュリエッタSSと
1960年式フィアット・アバルト・850SS・レコルト・モンツァ・クーペ・ザガート
No.95のアルファロメオ・ジュリエッタSSはベルトーネのデザイン。
他のジュリエッタ・シリーズとはかなり違った感じの車です。
フィアット・アバルトは、メルセデスにおけるAMG、BMWにおけるMのような、
フィアットにおけるチューンド・マシーン。
No.96は、後姿もキュートで魅力的♪
(後ろ姿の写真は見とれていて撮れなかった・・・)
1リットルに満たないエンジンを搭載した小さな車体で、
大排気量マシンを追いかけまわし、数々のクラス優勝や総合優勝を制覇し、
その姿から”ジャイアント・キラー”と呼ばれた車です。
ラストの1台は、1967年式ロナート・ジャガーW152
後ろ姿しか撮れませんでしたが、ブリテッシュグリーンが印象的なこの車は
アーサー・ウオルステンホームがドイツのメルスデス・ミュージアムを 訪れた時に
メルスデスのレーシングカーに魅了されてできた車で
ロナートという名も彼の妻・ロナと彼自身のアーサーという名を合わせた替え字の謎かけだとのこと。
名前まで洒落てますね。
スパイダー・エンジニアリングとジャガー社との契約により、
70台ほど造られた車の1台です。
こうして、100台ほどのステキな車たちは
あっという間に六本木方向に走り去っていきました。
La Festa Mille Miglia 2009 公式サイト
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