2008年02月 27日
九十九里の定食屋
千葉県の一宮から、少し遅くなったが、房総ラインで野栄町に。
すっかり暗くなってしまった。
国道を通らず、海岸近くの道のほうが空いているので、帰りも房総ラインで帰ることにした。
お腹が空いたがこの道にはレストランは無い。
居酒屋風の焼きハマグリの看板を見つけたので入ることにした。
60代の元気の良い女将さんと70代の健康そうなおばさんが話しているだけで、
誰もいない。
「ご飯だけ食べられる?」と聞いたら、「いいよ」、と残念そうな返事。
さわらの定食を頼んだら、すぐに持ってきてくれた。
魚は新鮮で味はまあまあ、味噌汁もうまかった。
「東京まで帰るんだったら、寂しいだろうから、いっしょに乗せてってあげて」
と、女将さんが言っている。
健康そうなおばさんのことだろう。
ここは、逆らわないほうがいい。
有料道路に入るから駄目だ、とでも言えば、さわら定食がいくらになるかわからない。
「どこまで?」とやさしく受け入れる風に対応した。
会計の時が、心配だ。
しばらくお茶を飲んで、横になっているうちに、
近所のお客さんがどかどか、入って来て女将さんと話している。
そこで、割り込んで会計したら千円だった。
健康そうなおばさんは待ちかねたのか、どこにもいなかった。
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