盛岡駅の近くに石川啄木が挙式し新婚生活を送った借家が保存されている。
誰も人がいない勝手に見てよいところで、前の駐車場に止めてゆっくりと中を見た。

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挙式といっても、啄木は5月30日当日現れず仙台で友人と遊んでいて、
そのまま渋民村に行って、妻節子と友人だけの挙式だった。
4日後にここに来たのだが、両親と妹も一緒の新婚生活だった。

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かなり」広い家だと思ったが、どうもこの家全部ではなく、
奥の8畳と4畳半、出入り口だけを借りていたのではないだろうか?
説明には何も書かれていないが、2週間ほどでここを引き上げていること、
啄木が出入りしたのは、裏の玄関と説明されているから、
5人が生活する環境ではなく、広い部屋は借りていなかったのだろうと推測する。

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盛岡の啄木の施設はここだけだということだ。