東京大空襲から67年目を迎える今日。
そして明日は、東日本大震災から早くも1年。

どちらも多くの大切な命や生活が奪われた私たち日本人にとって
忘れてはならない日だ。

明日は日曜日のためか、各地で反原発のデモや集会・シンポジウムが
開催される。
地震の発生した時刻に一斉に黙祷をしたり、鎮魂の花火を打ち上げる
ところもある。

私は反原発デモへの参加の予定はないし、黙祷も心の中だけと
なるだろう。
けれど、震災と震災が引き起こした数々の災厄 、私たちの命や未来
までも対価となっていることを承知していながらこれまで目を背け続けて
きたものをもういちど検証し、今後どんな暮らしを選んでいくのかを
あらためて考え、首都圏直下震度7とまで予測されるまでに至った近い
将来
の地震についても、あわただしい日常生活のなか目にとめることの
なかった身の周りの減災など、薄い知識を少しでも補強する日としたい。

よき週末を。


※昨年3月5日、静岡県沼津市の海岸。