2012年07月 24日
長野県山形村 唐沢そば集落
そば集落の入り口
約五百メートルの集落に10軒ほどの蕎麦屋さんが並んでいるが、
どこも普通の住宅をそのまま蕎麦屋さんにしていて暖簾が出ていないと
店だとは思わないで通り過ぎてしまいそうだ。
一般住宅と変わらない蕎麦屋が並ぶ
このそば集落の歴史は江戸時代までさかのぼり、
当時この集落を流れる唐沢川の水を利用した水車屋が数軒あり、
水車を回し、精米や製粉を営んでいたそうだ。
この唐沢でとれた挽きたての蕎麦粉で打ったそばは格別に美味いとの
評判が立つようになり、『手打ち蕎麦屋』として営業を始める家が増えていって、
現在のような集落になったとのこと。
暖簾が無ければ一般住宅だ
どの店も地元産の蕎麦粉にこだわり、自家栽培している店も多いが、
朝、開店前に打ったそばがなくなり次第に閉店してしまうので、
午後2時頃には殆んど閉まってしまう。
屋号の看板
今回は集落の奥のほうにある『山法師』へ12時半ころ入店したが、
同時に入店した二人連れは
「もう蕎麦が一人前しか残っていないので…」
と断られていた。
普通の家の座敷が店になっている メニューは壁に貼ってあるだけ
幸運にもぎりぎり間に合った私は
大盛り蕎麦(900円)と夏野菜の天ぷら(400円)を注文して、
蕎麦も天ぷらも大変美味しくいただいた。
大盛り蕎麦と野菜天ぷら
蕎麦も自家栽培・自家製粉だ 自家製夏野菜の天ぷら
帰りにもう一軒寄って行こうと思っていたが、
思ったより満腹になってしまったので、
次回には何軒かをはしごしようと思っている。
帰りには準備中に
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