勝沼インターから山梨市に向かう途中、
旧甲州街道沿いに、三階建てという珍しい土蔵が目に入ってきた。

3階建ての蔵福嶋屋という薬局の土蔵。

土蔵の横に何やら看板が立っている。

地下もある

明治20年頃に建てられたものらしいが、地下1階地上3階とはびっくり!

この辺りは、勝沼宿、当時はかなり繁栄していたようだ。

保存する予定らしい

早く、ちゃんと保存して欲しいー。


隣の蔵も立派

お隣の土蔵も立派なもの。

この蔵が火災の延焼を食い止めた

この3階建ての土蔵は15年程前に火災にあったため、
外壁がこのような状態になっているとのこと。
向かって左隣に主屋(薬局)があったようだが、
この土蔵が隣への延焼を食い止めたのだ。
もちろん蔵の中の物も無事だったそうだ。

見渡すと、通り沿いには古い立派な建物や蔵がたくさん建ち並んでいる。



東京に戻って調べてみたら、
江戸時代甲州街道の中で最も繁栄していた宿場がこの勝沼宿で、
甲州ぶどうや養蚕、木綿、柿などの商品作物を江戸へ輸送・販売して
町は経済・文化において大いに繁栄していたようだ。

それにしても、この大きな蔵いっぱいに入れる物があったなんて
さぞかし裕福だったのだろう。