女川の町の9割が津波の災害を受けた、ほぼ町ごと無くなってしまった。女川の駅には、立ち寄り温泉施設があり、2階では食事も食べられる。駅前には、観光協会もあり、レストランやお土産や喫茶室など新しい街が出来上がっている。ダンボールで作ったランボルギーニが店舗に飾ってあり、話題になっているようだ。

それでも、その周りは、再開発の途上で、高台にあり壊滅をまぬがれた病院には、「女川は流されたのではない。新しい女川に生まれ変わるんだ。」の垂れ幕。いたるとこるに重機が作業をしている。建物も新しいものや、避難用住宅ばかりだ。

つい最近開通した仙北線に乗って、商工会議所に立ち寄って見ようと石巻で降りた。石巻の被害も大変だったようで、商工会議所も駅も水害にあったようだ。ただ、石巻は海岸沿いを除いて、水が下から湧き上がるような水害だったようで、水浸しになっても壊滅をまぬがれたところは多い。

みんな何事も無かったように生活している。悲しみはわからないけれど、明るく生きているような印象だった。