”クリスマス寒波”が押し寄せて、日本海側は大雪の荒れ模様だが、
信州の標高1000mの高原も、その1週間まえまでは様相が違った。
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土曜日に積もった雪は翌日の晴天にさっさと消え…。

さすがに北アルプスは真っ白だ。長野市からオリンピック道路を抜け、
大町市に至る国道から望んだパノラマ。
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前方20kmまでの山を確認できるIPHONEのアプリが、鹿嶋槍、爺ヶ岳、
餓鬼岳などを教えてくれた。
その足元で、誰がこしらえたのか、雪だるまならぬ雪アヒル、見っけ。
ススキの翼もついているが、陽光に溶けてどんどん形を失っていく。
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しばらくは北アルプスと一緒。
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安曇野・田淵行男記念館に寄り道。駐車場の看板、なぜか登山者用。^^;
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日本の山岳写真家の草分けである田淵行男(1905-1989)は、
蝶の研究者でもあった。
館内のライブラリーには、田淵が描いた蝶の彩色画の本も。
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カラーフィルムを手に入れることが難しい時代、必要に迫られてのこと
らしいが、緻密さのうちに美しいものへの憧れがこもっている。

大王わさび農場へ1kmという涌水の地。館の外(下というか)には
わさび田が。
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犀川の白鳥湖につく頃にはあたりは薄暗くなっていた。
大好きなキンクロハジロが見当たらない。啼き声はすれど。
鴨も白鳥もまだまだ少ない。冬至を過ぎ、年を越して厳寒期に
入らないと、あのかまびすしいほどの光景は見ることができないのだ。

鳥インフルエンザを警戒して、見学者の白鳥への給餌を禁じる看板が
建てられていた。

鹿児島県出水市の状況が、早く収束してくれることを祈っている。


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