2011年07月 19日
静岡県 城ヶ崎の吊り橋と紫陽花
梅雨の晴れ間の週末、伊東市城ヶ崎のマンションの取材に。
珍しく、屋上のある物件だったが、ここからの相模湾の眺めが
美しかった。
城ヶ崎といえば、22mの高さに下がる吊り橋が知られる。
でも、いまだに足を運んだことがない。
六本木ヒルズの展望台では恐怖感も麻痺するのだけど、ビルの5階
くらいの高さが最も苦手な私は、吊り橋を敬遠していた。
地図によると、マンションから吊り橋まで歩いて15分くらいだから、
最寄りの散策コースとして記事中で紹介するのは当然。
渡らなくとも、せめて位置ぐらいは確かめておこう、とマンション下の道を
20分ほど海に向かって下ったら、吊り橋が姿を現した。
週末とあって、吊り橋の上は、訪れた人びとがぞろぞろと大行列だ。
橋はけっこう、揺れている。
眺めているだけでも足の裏がむずむずしてきたので、そろそろと
引き返した。
印象に残ったのは、紫陽花たちの迫力。
随所にさまざまなタイプの紫陽花が満開で、断崖から滝のごとく、
流れ落ちんばかりに咲くものもあった。
あとで調べると、このエリアには、何種もの紫陽花の原種があるという。
城ヶ崎灯台。
この吊り橋といい、北茨城市にあった岡倉天心の六角堂といい、
大自然のダイナミズムと人間の創作の対比は心に響くものがある。
いつか訪れようと考えていた六角堂は、大震災の津波によって
跡形もなく消失した。
今は人間の生活再建が最優先だろうけれど、天心が望んだあの場所に
再び建てられることを願っている。
珍しく、屋上のある物件だったが、ここからの相模湾の眺めが
美しかった。
城ヶ崎といえば、22mの高さに下がる吊り橋が知られる。
でも、いまだに足を運んだことがない。
六本木ヒルズの展望台では恐怖感も麻痺するのだけど、ビルの5階
くらいの高さが最も苦手な私は、吊り橋を敬遠していた。
地図によると、マンションから吊り橋まで歩いて15分くらいだから、
最寄りの散策コースとして記事中で紹介するのは当然。
渡らなくとも、せめて位置ぐらいは確かめておこう、とマンション下の道を
20分ほど海に向かって下ったら、吊り橋が姿を現した。
週末とあって、吊り橋の上は、訪れた人びとがぞろぞろと大行列だ。
橋はけっこう、揺れている。
眺めているだけでも足の裏がむずむずしてきたので、そろそろと
引き返した。
印象に残ったのは、紫陽花たちの迫力。
随所にさまざまなタイプの紫陽花が満開で、断崖から滝のごとく、
流れ落ちんばかりに咲くものもあった。
あとで調べると、このエリアには、何種もの紫陽花の原種があるという。
城ヶ崎灯台。
この吊り橋といい、北茨城市にあった岡倉天心の六角堂といい、
大自然のダイナミズムと人間の創作の対比は心に響くものがある。
いつか訪れようと考えていた六角堂は、大震災の津波によって
跡形もなく消失した。
今は人間の生活再建が最優先だろうけれど、天心が望んだあの場所に
再び建てられることを願っている。
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