2012年02月 28日
伊豆市土肥 さびしい弁天様
海を眺めるコンクリートの女性像。
夕暮れまぢかな伊豆市土肥で、港を撮影しようと高台の祠を見つけて
登ったら、鳥居の先に発見した。
憂愁にみちた後ろ姿にも見えるし、悠然と海を眺めているようにもみえる。
真横からみると、躍動的なポーズだ。
漁業の安全祈願のため造立されたものだろうか?
航行の安全を願って船の舳先につけられた女神像のようだが、風雨に
さらされて白い塗料はまだらに剥げ、手足は先がもげている。
その姿も風情といえばそれまでだけれど…。
帰ってから地図でたしかめると、祠は屋形弁天と呼ばれる場所に位置して
いた。
そうか、彼女は、弁天様なのか!?
しかし、彼女に水を治める弁天としての役割を託しているのだとしたら、
ぞんざいに扱うのはいかがなものか。
ひとのかたちをしているだけに痛々しさを感じるが、維持や修復には
コストがかかる。
このまま朽ち続けて、じょじょに謎の物体と化していくのだろうか。
夕暮れまぢかな伊豆市土肥で、港を撮影しようと高台の祠を見つけて
登ったら、鳥居の先に発見した。
憂愁にみちた後ろ姿にも見えるし、悠然と海を眺めているようにもみえる。
真横からみると、躍動的なポーズだ。
漁業の安全祈願のため造立されたものだろうか?
航行の安全を願って船の舳先につけられた女神像のようだが、風雨に
さらされて白い塗料はまだらに剥げ、手足は先がもげている。
その姿も風情といえばそれまでだけれど…。
帰ってから地図でたしかめると、祠は屋形弁天と呼ばれる場所に位置して
いた。
そうか、彼女は、弁天様なのか!?
しかし、彼女に水を治める弁天としての役割を託しているのだとしたら、
ぞんざいに扱うのはいかがなものか。
ひとのかたちをしているだけに痛々しさを感じるが、維持や修復には
コストがかかる。
このまま朽ち続けて、じょじょに謎の物体と化していくのだろうか。
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