草津温泉の帰りに六合村(くにむら)の最奥にある野反湖(のぞりこ)へ寄ってみた。

長野県との県境に位置する野反湖は周囲を2000メートル級の山々に囲まれ、
標高1500メートルを超える高地に位置しているので、
晴れているのだが、空気は涼しいというより冷たくて、まるで北海道にでも来たようだ。
 
景色を楽しもうと、車から降りるが寒くて外には居られない。
紅葉はまだのようだが白樺の葉はうっすらと黄色くなっており、
ナナカマドの実は真っ赤に色づいて、青い空とのコントラストが美しい。
もう半月もすれば本格的な紅葉も始まりそうだ。
 
帰途に通った道の駅の温度表示が13度だったことを考えると、
野反湖の気温は7度か8度位だったのだろうか…。