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 2015年10月 18日

 小諸市郊外の不思議な施設


地方に行くと、周囲とは隔絶された異空間に出会うことがある。多くは立派に整備された広大な敷地に、とてつもない立派な建物や施設があり、そこにはほとんど人影が見られない。そんな空間を見つけると、吸い込まれるように立ち寄ってしまう。別世界に入り込んだような不思議な感覚になるのは、膨大な費用がかかっているのに、ほんの数人がいるだけで、何をやってるかわからない。ここにいる人は、どんな考えでどう暮らしているのだろう。異空間としか、呼べないような世界に時々出会ってしまうと、どうしても立ち寄りたくなる。
あぐりの湯の前を入っていくのだが、500メートルほどのアプローチの二車線道路には、等間隔で道路照明がつけられている。

その奥は、50台ぐらい停まれる駐車場があり、大きなロッジ風の施設が浅間山を望むように建っている。

玄関には広いスペースと受付があり、受付には3人の比較的若いスタッフがいる。扉を開けてスリッパに履き替え中に入ると、そのうちの一人が出てきたので、ここは何をやっているのですか?と聞いた。スタッフの方は、慣れた口調で野外活動の指導者を育てる研修施設で、公共的なものではない、と疑問に答えてくれてパンフレットを渡してくれた。写真も自由に撮っていいとのこと。

安藤百福記念自然体験活動指導者養成センターが正式な名称のようだ。
パンフを読むと、日新食品の創設者が始めた施設のようだ。人の思いが結集したところは、結晶のような空間を形成する。
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73歳まで日本中を歩いて日本地図を完成させた伊能忠敬は、佐原の伊能家分家に婿入りした。江戸時代の佐原は
江戸に負けないほどにぎやかだったらしい。

伊能本家跡に、伊能忠敬記念館があり入場料500円で入って見た。

その入り口の向かいに見たことのある喫茶店がある。東京バンドワゴンは、玉置浩二がでていた日テレのドラマの舞台だ。

裏口から入ると、品の良い威勢のいい奥さんが出迎えてくれた。テレビの話をするとうれしそうにロケ風景を説明してくれた。ここは伊能本家の跡で、奥さんは本家の方。井上ひさしの小説では、忠敬は伊能本家に冷遇されるのだが、奥さんの話では、違うとのこと。本家は飢饉のときでも蔵を開放して街を救ったようだ。本家が分家の没落の後始末をしたそうだ。明治初期の伊能本家の図を示して、これでも最盛期の3分の1ぐらいとの説明。伊能家の話は熱が入るが、お客も入ってきたので外に出ることにした。一番史実に近い小説はどれかと聞いたら、しばらくおいて、井上ひさしがよく調べていたと説明してくれた。

この一帯は江戸時代の風情が感じられる。無理に観光化しようとしていないところが良い。忠敬の生き方にも通じるところがある。
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 2015年10月 07日

 新庄の亀綾織


新庄からの帰りは、山形新幹線つばさ。待ち時間が、1時間以上あるので、新庄の町を散策してみた。特に見るところも無いので、喫茶店にでも入ろうかとおもったら。一休みコーヒー100円のところがあったので、そこで一休み。ボランティアの組織みたいで、いろいろな手作りの製品が置いてある。ここで、どこか見るところはあるか、と聞いてみたら、伝統の機織をしているところを教えてくれたので、行って見ることにした。

亀綾織という機織で、織っている人に聞いたら1日織っても40センチほどしか織れないとの説明。江戸時代後半に新庄で盛んだったようだが、いまは引き継ぐ人もあまりいなくなっているのだろう。製品を一つ買ってみた。

近くに新庄城跡があるので、そこまでいくことにしたが、列車の時間に遅れそうになって走って駅まで戻った。

駅には因幡晃の公演のポスターがあった。
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鬼怒川に向かう国道21号線から、岩場に掘られた巨大な顔の彫刻が見える。アメリカ西海岸で見かける奴だ。遠くから見えるので、近づいて正面から写真を撮ろうと、場所を探して見た。ところが、どうやっても、正面からはっきりと撮影できる場所が見つからない。探せば探すほど、どんどん離れてしまう。

仕方が無いので、見当をつけて彫刻のありそうな場所に車を置いて、そこから急斜面を登ることにした。密生する樹木を掻き分けようやく尾根にたどり着いたが、木々で何も見えない。尾根伝いにしばらく歩くと、ホテルのような鉄筋の建物に突き当たる。その周囲をめぐるとまた急傾斜地がある。そこを上りきったら、広いコンクリートの広場が見えてくる。太い蔦に絡まれながら、少し歩くと、右手に彫刻が見えるではないか。ここには、二つの大きなホテル風の建物があり、その一つにこの彫刻の岸壁がかぶせられている。

広い敷地には誰もいない。ここにどうやってくるのだろう。高い場所にあるので、道路の上に橋がかけられている。橋の向こうにも広場があり、建物がある。橋を渡ってみると、そこはアメリカ西部の町、協会や飲み屋、宿屋が軒を並べている。どこまで続くかわからないほど、広いスペースがあり建物もある。

ここに来る人は、誰もいない。入り口が見当らないのだ。急峻な傾斜地を登ってたどり着くか、どこか遠くの入り口を探し当て、ここにたどり着くか、どちらにしても困難だ。彫刻をたどって発見したアメリカ西部のゴーストタウンは、新発見に違いない。
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連休前の夜の東京便は乗客で一杯、駅の切符売り場も、お弁当屋も行列ができている。あらかじめ、切符を買っておいてよかったと思ったが、自由席は通路にも入れないほど一杯。夕食もとっていないので、デッキでキャリーバックに腰を下ろして食事。

このまま、東京へ行くのはきついと思った。新大阪で、降りる人がだいぶいたので、なんとか座席は確保できたが、立ったまま東京まで行く人も多かった。
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静岡市の現地調査で、市街地郊外と思って気楽に考えて、新東名新静岡ICを降りた。ところが、そこから安倍川沿いに細い道をくねくね登っていく。目的地まであと60キロ以上もある。どんどん道は狭くなり、通り過ぎる車もめったにない。40キロほど走ったら、富士見峠というところに出た。もうこここは南アルプスの玄関口、秘境となっていた。まだこれから、20キロ以上もある井川ははたして人は住んでいるのだろうか。

富士見峠から下りで10数キロ走ったら湖が見えてきた。これが目指す井川湖に違いない。ダムを超えて湖畔まで来たら、集落は結構ある。民宿や旅館も古くて営業しているかどうか、わからないが、お茶を売っているご主人に聞いたら、となりの旅館のオーナーはシニア―ソムリエで、全国から泊りに来る人があるとのこと。

目指す物件調査も旧旅館。入口に数字合わせで開けるカギがあり、さらに奥に厳重に鍵が5個もついている。全部番号合わせをして、中に入る鍵を鍵穴に入れようとしたら、鍵穴には入らない。結局外観だけを湖のあちこちから撮って帰ることにした。
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 2015年09月 13日

 紋別の朝の活気


紋別のホテルの屋上からは、オホーツク海から朝日が昇るのが見える。5時に日の出と張り紙があったので、屋上で撮影することにした。誰も来ないと思ったら、あとから次々に見物する人が増えて、10人ほどになった。あいにく、水平線の上には厚い雲がたれていて、日の昇るところは見えない。

屋上は、寒くて薄着ではとても立っていられない。
5時を5分過ぎても朝日は見えないが、紋別港に停泊していた漁船が、次々と岸壁から離れて港の出口に向かっていく。そして停泊していた漁船は全部、沖に向かっていくのだ。日の出は見えなかったが、出港する様子はとても勇ましい姿だ。

漁船団が、沖合いまで進むのを見て、部屋に引き返したが、見物人はもう誰もいなかった。
しばらくして、太陽が雲の上に出たので、せっかくだから撮影しようとまた屋上に上った。すると、今度は違う港の入り口から、次々と漁船が帰ってくる。きっと、昨夜出港した漁船団が戻ってきたのだろう。
夜と朝に漁船団は出港するのだろう。さっき出て行った漁船団とは沖ですれ違ったに違いない。船の上でお互いにエールを送りながら、すれ違うのだろう。
紋別の漁船は、日の出とともに出港し、日の出とともに帰港するのだ。


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東京から紋別に行くには、ANAで1日1便しかない。日帰りするには、ちょっと無理なところだ。昼ごろ着いて、現地で打ち合わせ、調査を終えたらホテルに泊まることにした。夕食まで少し時間があったので、フロントで写真の撮れるところを聞いたら、オホーツクタワーを教えてくれたので、行くことにした。海の先端にある建物で、流氷観察の拠点のようだ。環境を大切にしているのだろう、駐車場から500メートルほど離れたタワーには、徒歩か電気自動車で行くことになる。

もう、午後5時を過ぎていたので、閉館していると思ったが、8時までやっていますと受付の人が熱心だったので、中に入ることにした。見物客は誰もいなかったが、きっと観光コースになっているのだろう、駐車場はやけに大きかった。地下の部屋は海中になるが、海の中は台風の影響もあって濁って見えなかった。

ホテルで夕食は、ホタテ三昧を注文。味噌汁の中身まで、ホタテだった。

食事を終えて、夜の紋別を歩いて見たが、飲み屋街はあまり活気がない。雨が少し降っていて、風は冷たく上着を着ていても寒さが身にしみる。どこのお店も、固く扉が閉じていて、中は見えない。とおりかかった、居酒屋の店長に声を掛けられたので、ビールを一杯だけ飲んで帰ることにした。街の飲み屋街で、人通りはすくないのだが、女の子だけのグループは結構見かけた。
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長野市と白馬村の中間にある小川村は過疎の村。狭い山道を登っていくと、人の住んでいない民家や廃屋があちこちに見かけられる。もう廃屋になりかけている家の調査を終え、戻る途中におやき村の看板を見つけたので、立ち寄ることにした。

普通車がやっと通れる山道をくねくね登っていくのだが、やたらに案内看板が多い。最初は、「ゆっくりと慎重に」だが
途中は「後何メートルもう少しです」と励ます、そのうち、「もうすぐです」から、「ここまで来れば安心」「もう安心」に変わり、最後は「ここはおやき村です」になる。道幅が狭いから、引き返すこともできないが、心細くなる山道登坂だから元気付けているのかも知れない。
どんな寂しいところに着くのかと思ったが、上りきったところには、立派な建物がどっしりと建っていた。

店内には、靴を脱いで入るのだが、食堂や宴会場、喫茶室は二つもある。200人以上入っても、まだスペースがあるぐらいの建物だ。働いている人はみんな高齢者だが元気。日本中からお客が毎日来ると言っている。
過疎地の細い山道を登りきった秘境におやき村はあった。
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JR高山線美濃太田駅周辺は中山道52番目の宿太田宿があ利、木曽川沿いの通りは昔の街道沿いの宿場の面影を残している。うなぎがおいしいと聞いたのでお店を探して見たが、どこも休業。昼時でもあいている店はあまりない。
一軒だけ、お食事と書いてある店があったので、入ることにした。美濃で食べるのは抵抗があったが、話好きのご主人の勧めで海鮮丼を食べることにした。

太田宿は、中仙道52番目の宿、板橋から来たと言ったら、板橋は中山道70宿の69番目で、毎年中仙道の宿の集まりがあって、その関係で区民祭りにも参加しているとのこと。ご主人は街づくりにも熱心で、太田宿のアピールも力が入っていた。

近くには木曽川があるが、時々氾濫して、店の天井まで水浸しになることもあったらしい。古い家屋も維持管理ができなくて、街並みの維持も大変なようだ。歴史ある街は、大切にしたい。
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