2009年09月 24日
博多駅その2. 印象に残った美しいトイレ
2011年3月の全線開通を目指して、工事が進む九州新幹線。
鹿児島本線に乗っていると、橋脚もだいぶできあがっているが、
起点となる博多駅もしかりで、あちこちで工事の音が響いていた。
駅の構内でちょっと感動したのは、中央通路にあるトイレ。
7月にリニューアルされたばかりと聞いたが、モノトーンを基調とし、モダンな
ギャラリーのよう。
都心の新しいビルでも、このように美しいトイレは見たことがない。
赤ちゃんとお母さんのための授乳室も設置されていた。
撮影は自粛したが、今なら、一見&・・・の価値あり。
そういえば、こちらも撮らなかったが、700系新幹線には多目的ルームがあり、
授乳室として利用OK(係員への申告が必要)。
少子化対策の一環なのだろうが、これまで赤ちゃん連れの母親たちは
ずいぶん難渋しながら公共交通機関での旅をしたのだと改めて思った。
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2009年09月 19日
豊後牛と大分天瀬温泉
大分空港から1時間半ぐらいで、玖珠インターに着く。
豊後牛の宣伝が目に付いたので、昼食は焼肉定食にしたが、
特にうまいとは思わなかった。


そこから、20分ほど国道を西に向かうと
渓流沿いに立ち寄り温泉や風呂が点在する。
活気はあまりないが、古くからある伝統的なひなびた温泉だ。


川沿いには露天風呂があちこちにある。
湯量が豊富な温泉地などだろう。
山側に上っていくと民家や小学校があるが、部落の中にも共同浴場がある。


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2009年09月 08日
霞ヶ浦の湖畔
確か琵琶湖に次ぐ大きい湖だと思ったが、霞ヶ浦は華やかさにかける湖だ。
魚の漁獲量も1万2千トンから、現在では1000トンほどだという。
「若い血潮の予科練の 七つボタンは桜に錨
今日も飛ぶ飛ぶ霞ヶ浦にゃ でかい希望の雲が湧く」
西条八十作詞「若鷲の歌」より
予科練の歌で有名な霞ヶ浦だが、上空には最新鋭の戦闘機が飛んでいた。
特攻隊のイメージがあるから、余計暗い感じがするのかも知れない。
ふれあいランドは、公園もあり湖畔の自然と生活のかかわりを展示している
施設だが、いまいち活気が無い。
東側には北浦湖があり、更に南に下ると潮来の水郷地帯に入る。
茨城県の真ん中は湖と川辺が占めている。
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2009年09月 08日
蔵の町 宮城県村田町
蔵の町と言えば埼玉県川越市や長野県須坂市等が思い浮かぶが、
宮城県柴田郡村田町も規模は大きくないが蔵の町並みが有名だ。
村田町はかつて仙台と山形を結ぶ街道の分岐点として賑わい、
村田商人は伊達藩が栽培を奨励した紅花や藍を仙南地方で買い集めて、
江戸や上方へ運ぶ商取引を活発に行なっていたそうで、
当時の栄華を伝える豪壮な店蔵が、今も町の中心部に残されている。
現在も酒屋、雑貨屋、医院等の店舗として利用されており、
重厚な店蔵と門が一対となり連続する景観が江戸時代の町並みを想像させてくれる。
現地調査の途中だったので急ぎ足で通り過ぎてしまったが、
一度ゆっくりと時間を掛けて歩いてみたい町だ。
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2009年08月 27日
“戸隠ついで”に…美しい公園とお菓子と
正しくは「一の鳥居 苑地(いちのとりい えんち)」という。
長野市から戸隠方面へ向かう途上、バードライン沿いに広がる、飯綱高原から
戸隠高原にまたがる9万坪の敷地をもつ自然公園。
車を駐車場にとめ、緩やかな斜面を登っていく。園には門も柵も設けられて
おらず、どこからでも入れる。
赤松林の中は下草が刈られて歩きやすく、手入れの行き届いた広大な庭園
のよう。
点在するキスゲやマツムシソウ、オオバギボウシの群生を見ながら
歩いていると、登りの負担など忘れてしまう。
エゾゼミの羽が落ちていた。森に棲む大型のセミだが、螺鈿かガラス細工のような
羽にしばし見とれる。
絵本に出てきそうなキノコもひょっこり(ピンボケご容赦)。
やがて視界が開け、高台の広場に出たことに気づく。ここから、飯綱や戸隠の
山並を一望。
かつてここに戸隠神社の石造の鳥居(一の鳥居)があったことが園名の由。
鳥居は弘化4年(1847年)の善光寺地震で倒れて以来、そのまま横たわって
いる。
園内には戸隠に向かう信濃路自然歩道が横切っており、トレッキングの人々が
クマ除けの鈴を鳴らしながら通り過ぎていった。
のんびり歩いた後は隣接する「オーガニックカフェ チェンバロ」で休憩。 BGMは
いつもバロック音楽だ。
メニューはケーキやシチューなどシンプルだけど、味付けは繊細で奥行き深し。
丹念にドリップされたコーヒーも美味しい。
ペットを同伴できるデッキもある。
デッキの脇では戸隠産の野菜を販売。
直売所より、さらに安価。代金は缶に入れる。こぢんまりしたかぼちゃは、
後にバーベキューで焼いたら、ほくほくしてとても美味しかった。
店ではチェンバロ奏者の小林道夫さんの演奏会や、毎年初夏には谷川俊太郎
さん、岸田今日子さんを招いて詩の朗読会を開いていたが、2006年に岸田
さんが亡くなって以降、開かれなくなったのは寂しい。
※「一の鳥居 苑地」へは、長野駅から出ているバードライン経由「戸隠キャンプ場行き」バスで約30分、バス停「飯綱登山口」か「一の鳥居」下車、すぐ。
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2009年08月 24日
長野県 バイオトイレ IN 戸隠・森林植物園
長野市北西部・標高1300mに位置する戸隠森林植物園は、ブナやシラカバ
といった広葉樹の森が広がり、高山植物が咲き、国内でも屈指の野鳥の宝庫
として知られる。
夏、野鳥や植物との出会いを求めて全国から、また、暑さでは東京にも匹敵する
長野の市街地から”一時避難”する市民などで、園の駐車場は交通整理が出る
ほど。背景は戸隠山。
出入り口近くにあるお蕎麦屋さんの涼しげなテラスを見やりながら、森歩きを
スタート。
湿原のため、園内には木道が整備されている。登山のように険しい道はなく、
散策気分で歩けるが、環境系研究の調査・研究を行なう場所でもあり、
生態系への配慮から、ペットの同伴は禁止されている。
明るい木肌の建物は、バイオマス方式の公衆トイレ。近づいても、特有の
臭気は感じられない。
ヒノキの間伐材を使用して2001年完成。スギの間伐材のチップと微生物を
使って処理する方式だ。
木の香りが漂う室内で利用者は用を足し、レバーで水を流す。使用の条件は、
使用した紙をトイレに流さず、折りたたんで指定された段ボール箱に捨てること
だけ。
『スギの間伐材のチップを利用したバイオトイレで、し尿は水と炭酸ガスに分解
され、水は水洗用に循環させる無排水型トイレである。
なお、建材には県内国有林のヒノキの間伐材が使用されるなど、森林の育成と
環境保全を両立させたモデルケースといえる』(県庁HPより)。
約71haの森の中はさまざまなコースがあり、相当数のひとが入園していても、
出会うことが少ないエリアもある。
気持のよい木漏れ日の木道を鳥の声に耳を傾け、高山植物を見つけながら歩く。
ミヤマカラスアゲハ、見っけ(ピンボケご容赦)。

ウットリ歩いていると、この看板。
↑ 実物と出会うのと同じくらいドッキリ。
設置のカメラは高山植物の盗掘監視ではなく、ツキノワグマ観察用のもの。

カメラは、私が気に入って歩いているエリアにナゼか集中的に配置されていた…。
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2009年08月 22日
海上タクシーで日生(ひなせ)港から鴻島(こうじま)へ
日生港はJR駅にも近く、病院もあって生活しやすいところだ。

朝早く海上タクシーに乗る。

海上タクシーはみるみる港を離れて10分ほどで鴻島につく。



遠くから見ると山の中腹にたくさん別荘が建っている。

瀬戸内海は波も穏やかで、いたるところに島がある。島と島を結ぶ海上タクシーは欠かせない交通手段だ。

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2009年08月 18日
お盆最終日の「山中湖⇔新宿」高速バス
前回トイレのないバスで散々な目にあったので今回はトイレ付のバスに乗った。
お盆の最終日、道路の渋滞を予想していたが、行きはスムーズに着いた。
昼ごはんは、湖畔で冷やしホウトウを食べたが、なんだかすいとんみたいな麺だった。
帰りのバスもトイレつきで安心。
途中20キロ渋滞に出会ったが、1時間遅れぐらいで、新宿に到着。
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2009年08月 13日
八戸駅周辺
東北新幹線の終点は八戸。
青森まで延びる予定だが、ここから函館などへローカル線に乗り換える。
駅前で帰りの時間まで地酒を飲んだ。
如空という甘い酒だが結構おいしかった。
イカと魚(忘れた)を注文。
近くにはコミュニティーホールのような建物があり、山車の人形が飾ってあった。
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2009年08月 11日
40年ぶりの十和田湖乙女の像
十和田湖畔で名物の稲庭うどんを食べてみた。
甘いつゆと冷たいうどんは夏にはマッチしている。
夏食べるうどんはざるが一番。


帰りのバスまで時間があるので、十和田湖の名所乙女の像まで歩くことにした。
高村光太郎の有名な彫刻だ。
この像の前に立ってのは、大学に入りたての頃。
酸ヶ湯から奥入瀬渓谷に入ってこの像に辿り着いたのを覚えている。
この当時受験勉強で知った光太郎の智恵子抄の詩を思い出した。
「レモン哀歌」という詩だ。


そんなにもあなたはレモンを待つてゐた
かなしく白くあかるい死の床で
わたしの手からとつた一つのレモンを
あなたのきれいな歯ががりりと噛んだ
トパアズいろの香気が立つ
その数滴の天のものなるレモンの汁は
ぱつとあなたの意識を正常にした
あなたの青く澄んだ眼がかすかに笑ふ
わたしの手を握るあなたの力の健康さよ
あなたの咽喉に嵐はあるが
かういふ命の瀬戸ぎはに
智恵子はもとの智恵子となり
生涯の愛を一瞬にかたむけた
それからひと時
昔山巓でしたやうな深呼吸を一つして
あなたの機関はそれなり止まつた
写真の前に插した桜の花かげに
すずしく光るレモンを今日も置かう
『智恵子抄』より


もう40年も前にこの像の前に立っていたのだ。
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