2008年09月 26日
群馬県 野反湖は秋の気配
草津温泉の帰りに六合村(くにむら)の最奥にある野反湖(のぞりこ)へ寄ってみた。
長野県との県境に位置する野反湖は周囲を2000メートル級の山々に囲まれ、
標高1500メートルを超える高地に位置しているので、
晴れているのだが、空気は涼しいというより冷たくて、まるで北海道にでも来たようだ。
景色を楽しもうと、車から降りるが寒くて外には居られない。
紅葉はまだのようだが白樺の葉はうっすらと黄色くなっており、
ナナカマドの実は真っ赤に色づいて、青い空とのコントラストが美しい。
もう半月もすれば本格的な紅葉も始まりそうだ。
帰途に通った道の駅の温度表示が13度だったことを考えると、
野反湖の気温は7度か8度位だったのだろうか…。
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2008年09月 26日
関門橋・壇ノ浦P.A."日本初のハイウェイホテル"
壇ノ浦P.A.(下り線)での休憩の折、下関方面の高台に見慣れない建物を見つけた。
クマが枕を抱っこしている看板には大きく「旅籠(はたご)屋」とある。
見覚えがあると思ったら、この夏、朝のNHKニュースで、東北自動車道・佐野S.A.(栃木県)内に宿泊施設が誕生したと報じていたものとそっくり。
正式名称は「ファミリーロッジ旅籠屋 壇ノ浦P.A.店」で、今年4月に日本初の
ハイウェイホテルとして開業。土地と建物はネクスコ西日本の所有、施設の経営・
運営は旅籠屋という東京・浅草の会社が行っている。
マイカー旅行者が高速道路を降りずに利用できる宿泊施設を、の主旨で、
前出の佐野の施設はこの壇ノ浦に続く2軒目。
※東名高速道路足柄S.A./上り線にある「レストイン足柄」もハイウェイ上のホテルでは?と同僚より異議を唱える声アリ。
素泊まりの料金はシーズンによって異なるが、1人5,250円?、家族4人で
利用すると10,500円?とかなり安価。すべての客室でネットの接続が可能で、
禁煙ルームや車椅子利用者用ルームもあるそうだ。
ただ、基本的に予約制なので、ハイシーズン当日の宿泊はまず無理だろう。
建物は関門橋や関門海峡を望む見晴らしのよい立地。外観を見ただけだが、
ホテルと呼ぶにはちょっと語弊が…;
木造の簡素な建物は、壁が薄そうだ。関門橋を通過する車の立てる
一種独特な騒音が、神経質なひとには気になるかもしれない。ふと思った。
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2008年09月 02日
瀬戸内海 日生町の五味の市
日生と書いて『ひなせ』と読む。
日生の港からは日生諸島への定期船や小豆島へのフェリーが発着し、
観光客でそれなり賑わっている。
また、五味の市と呼ばれる漁協の市場では、
早朝に水揚げされた活きたままの魚介類が生簀に入れられて売られており、
他府県から買いに来る人も多い。
値段も驚くほど安く売られているので、魚好きの方は、一度、行ってみることをお奨めする。
今回は夕方に寄ったので、生簀の中の魚はほとんど売り切れていたが、
午前中なら、鯛や黒鯛に鯵やアナゴ等、いろいろな魚が売られているのだが…。
私は食べなかったが、この五味の市では
ソフトクリームの上にカキフライをトッピングし、刺身醤油をかけて食べる
「カキフライソフト」という珍しいソフトクリームを販売しているので、
興味のある方は是非食べてみて下さい。
ちなみに、この上の陳列台にのっている魚全部で1000円でいいと言われたが、
まだ仕事中だったので丁重にお断りした。
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2008年08月 29日
秘境の奥の中高一貫教育・白根開善学校
六合村は秘境だ。
わずかな集落があちこちに点在し、ひっそりと生活している。
この秘境のさらに山奥に白根開善学校はある。
集落から、やっと一台車が通る山道をどんどん登っていくと、ここへ到着する。
土地を探しているうちに、この学校に入り込んだのだが、
先生らしい女性の方にお話を聞くことが出来た。
広大な敷地に寄宿舎があり、全国から生徒が集まっている。
不登校や障害児などもいるようだが、もう30年以上の歴史があるとのこと。
冬は豪雪で大変そうだが、夏でもなかなかここまでは来れない。
30年前の創設時はどんな状態だったのだろう。
今は、立派な建物があちこちに見られるし、寄宿舎もしっかり建てられている。
大変な苦労もあっただろう。
今日生徒さんが夏休み明けでみんな戻ってくるとのこと。
この下の花敷温泉のバス停で降りて、6kmの山道を登ってくるはずだ。
と説明してくれた。
やさしそうな先生で、秘境のさらに秘境のようなところに
中学と高校があるとは思わなかった。
高校総合大会の旗がひらめいていた。
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2008年08月 26日
野沢温泉から奥志賀林道へ。秋の気配
先週のはじめごろ、野沢温泉を通った。
スキー場の頂上で遊ぶ人々を運んだゴンドラも稼働はしているが、
お盆を過ぎると人影がない。

ゲレンデにはススキの穂が出始め、山を渡ってくる風はひんやりしている。
国際スキー連盟の基準を満たしていないという理由で今春、30年間の
つとめを終えたジャンプ台「野沢温泉シャンツェ」をゲレンデから遠望。
野沢温泉から志賀高原へ、「奥志賀林道」を経由した。奥志賀林道は、
野沢温泉と奥志賀高原を結ぶ全長60kmあまりの高原林道。途上には
豪雪地帯として知られる秋山郷への分岐もある。
うす曇の温泉町から標高1500m前後の林道に入るとじょじょに
霧が立ち込め、幻想的な風景に。
ブナやミズナラ、白樺などの広葉樹林を縫って走る。
ブナを見たくて足を運ぶ人も多い。

時として視界ゼロ、なかなかにスリリングなドライブだ。路面こそきれいに
舗装されているが、林道だからひたすら森の中。電柱はないし、もちろん、
携帯電話の電波も入らない。
平日は車もほとんど通らないから、うっかり崖下に転落しようものなら、
10月初旬の紅葉シーズンまで見つけてもらえないかも?
11?5月までは通行止めになるから、場合によっては・・・。
車道脇の明るい場所には秋の七草のひとつ、オミナエシが咲いていたり、
少しでも開けた場所にはヤナギランが群落を作っていた。
ヤナギラン。1mあまりと大きく華やか。
奥志賀高原スキー場で林道を出、焼額山スキー場にさしかかると、
ここにも
オレンジ色のオニユリの群落に混じってヤナギランが。

澄明な空にいわし雲。気分は秋…。
国道に掲示されている寒暖計は14℃を指していた。
北信州の夏は短いのだ。
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2008年08月 20日
清里で出合った名車?(珍車?)
清里・萌木の村を散策していたら、思いがけず珍しい車に出合った。
その車は、シトロエン社のアカディアーヌ(AcadDyane)。(※ディアーヌの商用バンタイプ)
すでに現役を引退して、店先をかざっている。
青くペイントされた車体は、ちっとも古臭さを感じさせない。
さすがに錆は隠せないが、今にも動き出しそうだ。
このまま街を走ったら、違和感がないどころか、
他の車よりおしゃれでかっこいいだろう。
最新の自動車は、運転しやすく快適で乗り心地も良く故障も無いが、
どの車も似たような機能・デザインで、昔の車に比べると魅力に欠ける。
小さくて好きだったミニは名前だけミニでなんだか大きくなってしまったし、
フィアット500も同様、個性が削り落とされてしまったように感じる。
そのうちガソリン車もなくなっていくのだろうが、
新しいエネルギーを使ったワクワクするような乗り物が出てくるのを期待しよう。
※CITROEN ACADIANE (DYANE VAN)
シトロエン・ディアーヌ (Citroen Dyane) は、フランスの自動車メーカー、
シトロエンが、1967年から1983年まで製造、販売した
スーパーミニ・カーに分類される乗用車。
アカディアーヌというバンタイプの車種も生産された。
萌木の村のキャロル(ホームメイドケーキの店)のそばで遭遇できる。
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2008年08月 16日
埼玉・圏央道初のP.A.「狭山パーキングエリア」
圏央道・埼玉県狭山市に先月オープンした「狭山P.A.」(外回り、
関越道方向)に立ち寄った。
暗闇にすっきり浮かび上がる外観。間接照明を多用し、
目を酷使して走ってきたドライバーに優しい印象を与える。

大屋根が建物全体をカバーし、屋外にも深く掛かっているため、
雨の日も傘を何度も開閉せずに建物の内外を回遊できる。
車の走行路と歩道を隔てていた縁石がなくなってバリアフリーに。
腰痛もちや赤ちゃん連れ・車椅子の人々の負担感がだいぶ軽減されそうだ。
建物までは緩やかな登りスロープ。


トイレもこれまでにはないビビッドな色調で、遠くからでも識別しやすい。

…やけに目立ちますが…;
公共建築における最新のコンセプトが散見され、興味深かった。
ショップでは狭山茶やこんにゃくなど、地元の産物を販売。
これまで圏央道には八王子JCTから鶴ヶ島JCTまでは
休憩場所がなかったので、ほっとした向きも多いのでは?
本線に合流する際、植栽の枯れかたが酷いのに気付いた。
この夏の暑さに植物が負けているようだ。
今回のP.A.は、NEXCO東日本の経営。
内回り方面はコンビニのスリーエフが出店している。
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2008年08月 15日
大村湾一周
長崎市は大村湾の南側。
最終便まで多少時間があるので、大村湾一周にチャレンジ。
西側から北上してみた。
最初の琴海町では、さだまさしの歌島に出会った。
そのまま、北上していくと、小一時間でハウステンボスに到着。
ハウステンボスはとても広大な敷地にしっかりと施設も建っている。
北海道のアルファトマムにくらべまとまりがあって生活感もある。
ここなら住めそうな気もする。
ハウステンボスから、東側を南下すると、長崎空港のある大村市には20分ほどで入る。
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2008年08月 11日
長野県長和町 マルメロの実
ずっと気になっていた。
国道152号線沿いの『道の駅ながと』には
『マルメロの駅ながと』という表示がされていて、
マルメロってなんだろうと思っていたのだ。

今回は時間に余裕があったので、道の駅に立ち寄って、じっくりと説明を読むと、
道の駅を中心に国道沿いに植えられているのがマルメロだとわかった。
ちょうど実の付いている時期なので道路沿いの木を見に行ってみたが、
実は枇杷ほどの大きさで、表面はびっしりと毛に被われている。
秋になると毛もとれて西洋なしのような姿形になるらしい。
チョット見た目は花梨に似ており、違いがよくわからないが別物らしい。
果物としてそのまま食べるよりも、
ゼリーやジャムなどに利用されることが多いそうだ。
マルメロ→http://www.hana300.com/marume.html
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2008年07月 26日
風雲上尾城・長野市信更町
長野市の南、信州新町に近い山奥には、古い家がひっそりと集まって生活している。
立派な家や土蔵も多い。甲府小学校の近くで、お年寄りに話を聞いたら、
この近くに上尾城の本丸があり、甲府小は二の丸だったとのこと。
5分ほどで行けるということなので、道を聞いていってみた。
本丸にたどり着くと、小さな社と看板が落ちていた。
この本丸の周りに屋敷が建っていて、犀川が昔はお城を取り巻いていたらしい。
戦国時代は、武田と上杉に挟まれて、どっちにつくか右往左往したらしい。
村上が武田に追われた後、平林が3代続いたが、その平林も東北に追いやられたと、
平林の家老職だったというお年寄りが話してくれた。
夕暮れで本丸は薄気味悪く、ガサゴソと草も動いていた。
後で聞いたら、マムシもいっぱいいるらしい。
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