2007年06月 07日
2種の神器あるいは翼をもがれた?現調カー
ETCカードとカーナビシステム
新緑の那須へ。2種の神器=ETCカードとナヴィゲーションシステム搭載の
現調車が修理工場入りということで、あって当たり前だったものが"ない"車
での出張となった。
慣れとはオソロしい。朝日がまばゆい青山通りを疾走し、高樹町インターの
ETC専用レーンへと順調に滑り込んだ現調車だったが・・・。
一向に開かない遮断バーに「ハッ!?」。そうだ、この車にETCはないのだ!!
ドライバー・助手席ともどもうかつだった。事態を打開すべくキョロキョロしても、
この轍を踏んだ人々が本能的に考える次なるステップ=「バック」を「禁止する」
の明快な文字が目に飛び込んでくるのみ。そりゃそうでしょ!
当然、料金所のおじさんは事故を警戒してブースを出てこない(何人も殉職
している)。いったいどうしたら?というところへ、天からの呼び声(マイク越しに
おじさんのだみ声)が響きわたった。
「カードを取って下さーい!!」。
見ると、運転席側には今となっては懐かしい発券機が設置され、見覚えのある
黄色いカードも覗いているではないか。ドライバーがそそくさとカードをとると、
瞬時に遮断バーも上がった。
後続車に追突されなくてほんっとによかった。
ETCレーンに入ってからカードを忘れたことに気付く人は結構いるようだ。
そのために考えられた窮余の一策なのだろう。
この日は、高速の入口ごとに、助手席から「ETC専用ゲートは無視!一般用から入ってくださいよ!!」の指令が飛び、ドライバーは出口ごとに財布を捜さなくてはならない珍道中に。
ひと昔前なら珍しくもない光景だが、そんなことはケロリと忘れている。
文明の利器に慣れるとは、本当に・・・。
長くなったのでNAVIの話は省略するが、古風な現調車くんと、しばらくは
このようなつきあいが続くのだろう。
出張担当者さん、くれぐれもご注意あれ!
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2007年06月 04日
岩手山麓にて
岩手山の北麓の東八幡平と南麓の岩手高原の現地調査の後、
小岩井農場に寄りました。
郷土の詩人・童話作家の宮沢賢治がイーハトーブと呼んだ
いわての大地のシンボル的存在である岩手山の南麓に
小岩井農場はあります。
敷地総面積3000ヘクタール(900万坪)といわれても、
ただ広いなーと思うだけです。
創業者の小野義真(日本鉄道会社副社長)・岩崎弥之助(三菱社社長)・
井上勝(鉄道庁長官)の頭文字をとって小岩井農場と名付けられたそうです。
1891年(明治24年)創業、火山灰土の原野に植林から始まった農場作りから
今日の緑と実り豊かな大地に変えた先人たちに思いを馳せると、
勇気と希望がみなぎってきます。
宮沢賢治もこの農場をたびたび訪れ、ここを舞台にしたたくさんの作品がある。
大自然のエネルギーと多くの人の苦労がしみこんだ
大地のパワーがここにはあるような気がします。
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2007年06月 01日
道の駅なるさわ
富士の裾野に道の駅がある。広いスペースにいろいろな施設がある。
ここの特色は富士山と自衛隊。
富士山博物館や不死の名水などあるが、
自衛隊員やドカーンという大砲の音も名物だ。
道の駅の裏側は、運動場になっていてとても広い。
更にその奥に、「ゆらり」という立ち寄り温泉がある。
富士山が良く見えると言うのが歌い文句だが、
確かにここで見る富士山は格別良く見えるだろう。
晴れていればの話だが、富士の裾野でまったくさえぎるものはない。
一度入ってみたいものだ。
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2007年05月 31日
湯河原町・鍛冶屋
みかん畑のアロマにウットリ
熱海での用事をすませるかたわら、2月にオープンした貸別荘00-376
(神奈川県湯河原町・鍛冶屋)に立ち寄った。
すぐ近くに私設美術館「空中散歩館」があることは2月の現調日記に書いた。
その後現地へは何度も足を運んだが、オープン準備で手一杯。

今日は少しの探検ならできるかな?さすがに美術館までは厳しいなあと
山際を登ると、緩やかな傾斜地にみかん畑を発見。
前に来たとき気づかなかったのは余裕がなかったから?
周囲をきっちり組んだ石垣で守られた、昔ながらのみかん畑。下方に町を、
遠く相模湾の青さも望む、その眺めは穏やかそのもの。みかんはちょうど花期で、
そよ風に漂う甘く爽やかな香りがここちよい。
リゾートへの出張は移動に時間をとられることが多いから、こんなひとときは
本当に「ラッキー!」。
みかんの花の香りに魅かれながらも熱海で仕事をすませ、管理人の木村さんと
別れた後、夕方に再び湯河原の町を散策した。注意深く見ると、みかんの木は
民家の庭や公共の建物の敷地にもたくさん見つかった。ずっしり重たそうな
実をつけたまま花を咲かせているつわものも。
アロマテラピーは生活に定着してきたけれど、この時期の湯河原町は天然の
アロマ・ワールドといっても過言ではない。“都会のマンションでひっそり
アロマテラピーなんて、忙しい日の非常手段ですよ。 時間ができたら、
ほんもののアロマを求めて湯河原の00-376へいらっしゃい!”と
宣伝抜きに叫びたい(?)。
帰京してから調べると、湯河原駅から00-376へ向かうルートは「みかんと湯の里コース」と呼ばれるハイキングコースだそうだ(町の観光資料)。
爽やかな季節にハイキング!ご家族向けにもおすすめです(って何度も宣伝しちゃいました)!
※出張日は5月下旬。6月に入ると、花はみかんの赤ちゃんへと育っていることでしょう。
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