2012年05月 29日
山梨県 増富温泉 増富の湯
増富温泉は武田信玄の金山の開発時に発見されたといわれる
古くからの温泉で、以前は増富ラジウム鉱泉と呼ばれ、
ラジウムの含有量が多いことで有名だ。
泉質も非常に優れており、糖尿病や循環器障害、内臓障害等に
効能があり、多くの湯治客が訪れているようだ。
増富の湯は公営の日帰り温泉施設で比較的新しい施設だ。
もともと鉱泉なので源泉温度は低く25度位だそうで、
源泉掛け流しの浴槽が25度、30度、35度、37度と4種類も設置されている。
他に薬湯風呂と大浴槽があるが、この二つは温泉ではないようだ。
源泉浴槽はどれも赤褐色に濁っており、
見た目だけでも区別できるようになっているが、
入浴客の殆んどが源泉風呂の35度か37度の浴槽に集中しているのは、
この時期では25度や30度ではぬる過ぎて温まる気がしないからだろう。
自分もぬるいお湯が好きなので
37度の浴槽にじっくりと浸かって温泉浴を堪能できた。
最後は上がり湯代わりに無色透明なお湯の大浴槽で温まったが、
大変満足できる温泉施設だった。
入浴料金は700円。
4月から11月の営業時間は10時から19時。
毎月第4水曜日が定休日。
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